文●いちえもん 編集●ハッチ

「LUMINKEY Magger 68 HE Performance」は、カスタム性の高い高級キーボードを手掛けるブランド「LUMINKEY」のゲーミングキーボードだ。カラバリのラインナップは「Magger 68 HE Performance Ano-Black」、「Magger 68 HE Performance E‐Milky White」、「Magger 68 HE Performance Ano-Champagne Gold」の3種類で、実売価格は1万9800円。
今回は国内正規代理店のHID-LabsにMagger 68 HE Performance Ano-Champagne Goldをお借りできたので、試用レビューをお届けしたい。
重厚感かつ高級感あふれるアルミニウムボディー
Magger 68 HE Performanceを試用してみてひときわ目を引いたのが、アルミニウムのボディーだ。高級感が際立つデザインに仕上がっているためか、初めて本機を試用した際は2万円を切る製品とは到底思えなかった。むしろ3万円以上の高級品に見えてしまったほどだ。


CNC(コンピューター数値制御)で削り出されたアルミニウムのボディーには、工芸品のような美しさがある。丸みを帯びた縁やボディ全体のコーティング、金属の心地よい質感は心を射抜くほどの魅力を持っているのだ。本機を購入したら、得も言われぬ優越感が味わえるのではないだろうか。
ゲーミングキーボードらしくバックライトキーも搭載しているが、Escキーと、上下左右の矢印キーは赤いクリアキーになっていて、強く赤く光るのも目を引く。もちろん、専用のソフトウェアでライティングのアニメーションも変更できるので、自分好みにカスタマイズして、一部に赤が強く混ざる独特なライティングを楽しめる。

また、アルミニウムを採用しているだけあって、ずっしりとした重みがある。重量は約1.1kg(編集部調べ)だが、腕の筋肉が悲鳴をあげるほど重いわけではない。強いていえば「ちょっと重いかな?」程度だ。持ち運びやすいかどうかは人によりけりだが、短時間持ち運ぶぐらいならそこまで苦に感じないだろう。
キーボードは軽すぎると、激しい操作中に動いてしまうこともある。そのため、FSPなど用にあえて重くしている製品も多く、本製品もしっかりと机の上で固定され、高い操作性を感じた。

金属製のキーボードはどことなく高価なイメージがあるが、LUMINKEY Magger 68 HE Performanceの価格にとてつもない衝撃を受けてしまった。アルミニウムのボディーからあふれでる高級感を、2万円未満の価格で味わえるからだ。本機を購入・開封したら、「良い買い物をしたなぁ……」という充足感を得られるかもしれない。
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