0.02mm単位で調節できるラピッドトリガーに対応!
極めつけは、最近のトレンドである「ラピッドトリガー」に対応していること。これは、キーの上下を検知した際のオン・オフが素早く切り替わるというものだ。キーを軽く押すと入力がオンに、キーを軽く離すと入力がオフになるなど、スピーディーな操作が可能となる。
ラピッドトリガーは、主に「ストッピング(ピタッと立ち止まること)」が求められるFPSで重宝する。ストッピングは移動キーを離す、もしくはキーの同時押しで可能なのだが、キー入力の速さが重要になるからだ。そういったニーズを満たしてくれるのがラピッドトリガーである。
LUMINKEY Magger 68 HE Performanceでラピッドトリガーの設定を行うには、専用のソフトウェア「LUMINKEY HE Driver」が必要。アクチュエーションポイントやラピッドトリガー設定ができるので便利だ。シンプルで見やすいUIも便利で、自分好みに調整ができるようになっている。


試しにアクチュエーションポイント(キー入力のオン)を0.1mmにした状態で『VALORANT』をプレイ。ストッピングの操作を試したところ、キートップを少し触るだけで移動でき、キートップを少し離すだけで止まるのを確認できた。
非ラピッドトリガーのキーボードはキーを「しっかり」押下する必要があるのに対し、ラピッドトリガー対応の本機は「軽く」の押下で済むのが素晴らしい。通常のストッピングのみならず、細かくストッピングしながらのクリアリングや左右に動きながら射撃をする「レレレ撃ち」、角からチラ見する「クイックピーク」の操作も容易だった。

VALORANT以外にも、スキル発動の早さが重要なMMORPGやMOBAのジャンルでもラピッドトリガーは役立つだろう。結局のところはユーザーの腕次第になるが、少しでもアドバンテージを得たい人にとって、ラピッドトリガーに対応するMagger 68 HE Performanceはかなり買いかもしれない。
まとめ:ゲーマーの心を射抜くラピトリ対応キーボード
Magger 68 HE Performanceは、重厚感あふれるアルミニウムのケースはさることながら、利便性を高めるコンパクトなサイズ感、精度の高い打鍵感、ラピッドトリガーの対応などが魅力のモデルだ。
筆者は、デザインと使いやすさを含めて2万円未満という事実にとにかく驚いてしまった。「ほんまか?」と最初は疑ったが、いざ本機を試用してみたら2万円以上の価値があると感じた。「これは欲しい」と思ってしまったほどだ。
リッチな見た目とゲームプレイの効率を高める機能が魅力のMagger 68 HE Performance。1万9800円がもたらす衝撃と恩恵を、多くのユーザーに味わってほしいものだ。
© 2020-2025 Riot Games, Inc. VALORANT and the VALORANT Logo are trademarks, service marks, and/or registered trademarks of Riot Games, Inc.
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] […]
[…] […]