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快適に遊ぶにはフレーム生成機能が必須!?『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』はクオリティもフレームレートも重量級なゲームだった

 このようにカジュアルとはほど遠いゲーム性なので、人によっては序盤の時点で挫折してしまうかもしれない。執筆時点のプレイ時間は18時間前後だが、死亡回数は20回ぐらいだ。FPSやオープンワールドゲームを多く経験している筆者ですら、何度も死を経験しているわけで……。はっきり言って難しいのである。

このゲーム、かなり死にます……

 しかし、この容赦のない難易度こそ、S.T.A.L.K.E.R. 2の醍醐味と言っても過言ではない。「地獄も住み処」というように、本作の仕様に慣れるとだんだん面白くなってくるのだ(ゆっくりと時間をかけてだが)。

 ミッションをクリアして、報酬で強い武器や装備をゲットする。敵の対処法を理解するといった達成感の積み重ねが、本作の面白さにつながっていく。要は、噛めば噛むほどおいしくなる、スルメイカのようなゲームなのだ。

装備がある程度整ってくると攻略がスムーズになる

 ただ、スルメイカ本来の味わい……いや、S.T.A.L.K.E.R. 2の面白さに気づくタイミングは人それぞれだ。「面白くなってきたぞ」とハマる人もいれば、「ちょっと合わないかも」とハマれない人もいるだろう。

 正直言って戦闘の爽快感はあまりないし、何度もゲームオーバーになるし、理不尽なことだってしょっちゅうある。良い意味でも悪い意味でも、本作は癖の強いゲームなのだ。この癖の強さをプレイヤーがどう捉えるかによって、本作の評価は変わるかもしれない。

ほかのFPSと比べると地味、かつ難しい。そのうえ雰囲気も独特なので会う合わないが生じやすいかもしれない

 筆者は、S.T.A.L.K.E.R. 2という地獄を楽しく過ごしている最中だ。本作には、実写と見間違えるほどの美麗なグラフィックや隅々まで探索したくなるエリア、豊富なクエストなど、筆者の心を強く揺さぶるような魅力が豊富だからだ。まさに筆者好みのゲームと言えるだろう。1つ1つのクオリティが非常に高く、ゾーンの地を数歩歩くだけでゲームの世界に引き込まれてしまうのだ。

ジャンク品や拾ったアーティファクトなどを商人に売却してお金を稼ぐのが地味に楽しい
稼いだお金で武器や装備をアップグレード。生存確率を上げる手段のひとつだ
検知器を使ってアーティファクト探し

 確かに難しいと感じる部分もあるが、決して攻略不可能なレベルではない。協力な武器や防具、アーティファクトを見つけたり、武器や防具を強化したりすればするほど、難易度も少しずつ緩和されるからだ。それでも難しいと思ったら難易度を「ルーキー」にしてみるといいだろう。

 S.T.A.L.K.E.R. 2は好き嫌いが分かれるものの、没入感のあるオープンワールドゲームを体験してみたい方にオススメできる。

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