文●いちえもん 編集●ハッチ

『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl(以下、S.T.A.L.K.E.R. 2)』は、ウクライナに拠点を置く「GSC Game World」が手がけたサバイバルホラーFPS。2007年から続く「S.T.A.L.K.E.R.」シリーズの最新作にして、ナンバリングを冠した待望の続編でもある。対応プラットフォームはXbox Series X|S、PC(Steam、Epic Games Store、Windows)で、サブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」にも対応している。
本作の舞台は、崩壊したチョルノービリ原子力発電所の近くにある立入禁止区域「Zone(ゾーン)」。ある事情でゾーンを訪れた主人公が、各勢力と関わりながら答えを追い求めるストーリーが描かれる。「Unreal Engine 5」によって創造されたリアルなグラフィック、没入感あふれるゲーム性、広大なオープンワールドなどが特徴だ。
本稿ではS.T.A.L.K.E.R. 2のプレイレビューをお届けするとともに、筆者のゲーミングPCを使ったフレームレート計測の結果も紹介する。
何度も死んでしまう地獄のサバイバル体験
プレイヤーは、ひとりの”Stalker(ストーカー)”としてゾーンの世界を生き抜くことになる。ゾーンに隠された「アーティファクト」と呼ばれる遺物の回収をはじめ、ミュータントの討伐やターゲットの暗殺などの仕事でお金(クーポン)を稼いでいく。金を稼いで装備を整えながらストーリーを進めていくのが基本的な遊び方となる。





そんなS.T.A.L.K.E.R. 2を一言であらわすと、ズバリ「地獄」だ。ゾーンの一部エリアは放射能が蔓延しているほか、「ミュータント」という狂暴なクリーチャーや武装勢力に属する人間が徘徊しているからだ。しかも「アノマリー」と呼ばれる怪奇現象も危険で、対処法を知らないと最悪死に至ることも。
つまり、どこを歩いても敵がいる、周りは危険だらけと思ってほしい。ゾーンが立ち入り禁止区域に指定されるのも納得だ。



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