コントローラーをマウスにできる唯一無二の機能が使える
しかしながら、Legion Goはコントローラーの着脱ができ、Bluetoothで接続したそのコントローラ―を使って、本体とは離れた場所での操作も可能となっている。また、他のゲーム機型PCにはない唯一の機能として、右側のコントローラーをFPSモードにしてマウスのように操作できる機能を有している。
これにより、マウスがなくても机にコントローラーを置いて、マウス操作が可能となる。こうしたユニークな機能を盛り込んできているところが、レノボらしい魅力になっている。




背面にはキックスタンドを備える
ただし、この手の大きいサイズの製品らしく、背面に大きめの折り畳みキックスタンドがあり、机の上で画面を立たせて長時間の動画視聴ができる。新幹線などの長期移動中などは、トレインデスクの上に置いて動画を楽しむのに役立つだろう。

正面にはアナログスティックと十字キー、XYABボタンに加え、右側にはタッチパッドも搭載する。より小型なゲーム機型PCには、このタッチパッドもないため、ファイルやアイコンの操作はジョイスティックか、タッチパネルでの操作になるが、タッチパッドひとつあるだけでよりPCライクに使えるため各段にラクになる。
たとえば、ちょっとしたアイコンの移動1つとってもタッチパッドがあるとストレスなく操作できる。もちろん、キーボードはないため、文字入力が必要な操作に関しては、ソフトウェアキーボード以外となると、Bluetooth接続のキーボードなどを用意する必要はある。
そうしたキーボード操作も必要となると、スライド式のキーボードを内蔵する製品か、GPD WIN MaxのようなノートPC型にコントローラー機能も備えた製品が選択肢となる。
本体上部にはUSB4と音量調整ボタン、マイクロSDカードスロットに電源ボタン、下部にもUSB4を1つ備える。LRボタンとLRトリガーは一般的だが、右側面にM1、M2、右コントローラー背面にM3とY3、左コントローラー背面にY1、Y2とカスタムボタンが6つもあるのも特徴的だ。


あまり借りている際に試す時間がなかったので、有効的な面白い使い方が思いつかなかったが、ゲームによっては操作ボタンを多く増やせると考えるとユニークだ。このボタンの多さは、マウスとして使うFPSモードなどでも活きる。

また、同社独自の管理アプリもプリインストールされていて、ゲームストアの表示やインストールしたゲームのランチャー、設定変更などが利用できる。





さらに、ゲームストアも管理でき、ランチャーから各プラットフォームが起動できる。デフォルトでSteamやXbox、Epic、EAPlayなどは用意されているが、たとえば日本独自のDMM GAMESは追加できるか試してみたところ、URL追加で登録できて直接ブラウザゲームを起動できた。



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