文●ハッチ

インティ・クリエイツは、3月21日(木)~24日(日)の4日間、アメリカのボストン市で開催されるゲームイベントPAX East 2024の体験版出展にて、新規タイトル『カルドアンシェル』のプロジェクト立ち上げを発表した。
『カルドアンシェル』は、300種以上のカードと50曲の歌を駆使して戦う、デッキ構築型のローグライトカードバトルRPG。プレイヤーは、ゲームにまつわる事件を解決する探偵『ネオン』を操作し、“開発中のオンラインゲーム内にさまざまなゲームのキャラクターが大量に出現してしまう事件”を解決するため、各所に出現したダンジョンに挑む。




各ダンジョンをローグライトカードバトルで攻略するゲーム性を採用しつつも、ダンジョン攻略時に全てのカードを持ち帰れる本作は、持ち帰ったカードを以降のダンジョンへ持ち込める。
攻略するダンジョンは、ゲーム内設定の「仮想タイトル」の世界観および、キャラクターで構築されている。バトルに勝利すれば、その個性的なキャラクターたちをカードとして入手できる。
ネオンの成長により、以降のダンジョンへ持ち込むことができるカードが増加するため、ダンジョンを攻略すればするほど、手札が充実し、より戦略性がアップするとしている。
また、特殊なカードである《ディーヴァキャラクター》は、条件を満たすことでバトル中に《ライブ》を開始し、歌でバトルを盛り上げながら、固有の強力な効果でプレイヤーをサポートしてくれる。
強力な効果を持った《ディーヴァ》を同時に歌わせたり、ときには敵の能力を逆利用したり、カードに秘められた《グリッチ》を活用したりと、戦略的に掛け合わせることで、爽快なぶっ壊れコンボが楽しめるカードバルトになっているとのこと。


本作ではダンジョンを攻略し続けることでストーリーが展開し、ネオンが事件の真相に迫る。そして、マルチエンディングから真のエンディングを迎えることが、プレイヤーの最終目的となる。


本作は、ニンテンドー3DS用ソフト『デジモンユニバースアプリモンスターズ』(発売元:バンダイナムコエンターテインメント)、ニンテンドー3DS用ソフト『爆釣バーハンター』(発売元:バンダイナムコエンターテインメント)などを手掛けた、デッキ構築型バトルを得意とする吉岡一ディレクターの意欲作。今後のさらなる情報にも期待したい。
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