文●ハッチ
6.8インチの高リフレッシュレートディスプレイを搭載!

2023年の初旬に米国で発売され、日本国内では2023年10月27日に販売が開始となったRazer Edge Wi-Fi。本製品はプロセッサーがSnapdragon G3x Gen1で、6.8インチ(2400×1080ドット、240Hz)と高解像度&高リフレッシュレートのAMOLEDディスプレーを搭載したポータブルゲーム機。
ポータブルゲーム機とは言うものの実情は、約7インチの高性能なタブレットに、同社のAndroid用ゲーミングコントローラー「Razer Kishi V2 Pro」をセットにした製品だ。


一般的なAndroidタブレットは8~10インチ以上のサイズのものが多く、かつiPadよりも安価で電子書籍リーダーの代わりとして使う人が多い。7インチではNECなど、一部メーカーも手掛けているが、ゲーム用を謳うのは珍しい。
また、そうした一般的なタブレットのディスプレーは液晶で、リフレッシュレートは60Hzまで。しかしながら、価格は1万円台後半から3、4万円台と比較的お手頃価格だ。
しかしながら、本機も含めて中には高性能なSoCを搭載したり、ディスプレイが液晶ではなく有機EL(AMOLEDなど)だったり、有名ブランドのスピーカーを搭載したりと、あらゆる面で高性能なタブレットもある。
Razer EdgeはSIMが搭載でき、モバイル通信が可能なモデルもあるが、残念ながら国内ではWi-Fi接続モデルであるRazer Edge Wi-Fiのみが販売されている。直販価格は8万9880円。

「Razer Edge Wi-Fi」の主なスペック | |
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ディスプレイ | 6.8インチ(2400×1080ドット、AMOLED、144Hz) |
SoC | Qualcomm Snapdragon G3x Gen 1 |
RAM | 6GB(LPDDR5) |
ROM | 128GB(UFS3.1) |
インターフェース | USB Type-C、MicroSDカードスロット(最大2TB) |
カメラ | 5MP(1080p/60fps) |
バッテリー | 5000mAh |
通信機能 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2 |
サイズ/重量 | 260×85×11mm/264g(タブレットのみ)、401g(コントローラー取り付け時) |
OS | Android 12 |
筆者はこのRazer Edge Wi-Fiを発売と同時に購入。前職でいろいろ試してから記事を投入する予定だったが、時間がなかったために今までお蔵入りにしていた。
しかしながら、あまりレビュー記事を見かけないので、今さらながら本製品がどんな製品で、どんな使い方ができるのかご紹介したい。