文●ハッチ
株式会社天空は、2024年5月30日に都内某所にて深センAYANEO社の新製品発表会を実施した。

世界初Snapdragon G3x Gen2を搭載したAndroidゲーム機
AYANEO Pocket Sは世界初Snapdragon G3x Gen2を搭載したAndroidゲーム機。「AYANEO Pocket S 国内正規版」はハイビーム公式オンラインストア、ハイビーム秋葉原本店、Amazon.co.jpにて本日2024年5月30日より予約開始。国内正規版は、天空による国内1年間の保証が提供される。
また、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」でのプロジェクトも予約と同時に開始。7月上旬より発売する。
本機は6インチで解像度が1080pまたは1440pのディスプレイを搭載モデルがあり、1440pモデルはハイビーム公式オンラインストア、Amazon.co.jpでの限定販売。
RAMはLPDDR5Xの12GBまたは16GB、ROMは128GBまたは256GB、インターフェースはUBS 3.2 Gen 2 Type-CとマイクロSDカードスロットを備える。







バッテリは6000mAhで、重量は約350gと軽め。サイズは約213.9×85×14mm。カラーはオプシディアンブラックとアイスソウルホワイトの2種類。

本機は最新の放熱機能である巨大なベイパーチャンバー放熱プレートと冷却ファンを採用。広範囲の熱伝導性の高い冷却システムで、背面が熱くて持てないということは決してなく、長時間のゲームプレイでもパフォーマンスを維持するとしている。
6月13日までの先行予約では1万円引き
価格は解像度1080p、RAM12GB、ROM128GBモデルが8万9800円。解像度1080p、RAM16GB、ROM512GBモデルが10万9800円。解像度1440p、RAM16GB、ROM512GBモデルが11万4800円。
なお、ハイビーム公式オンラインストア限定特典として、2024年6月13日午前9時59分までの予約は、本体価格より1万円の限定割引に加え、専用液晶保護フィルムがプレゼントされる。

加えて、一体型保護ケースも同時に発売予定。保護ケースはPVC素材で汚れを防ぎ、別途ケースに入れることなく、持ち運べるとしている。

さらに、デスクっトップランチャーである「AYA Home」は、タッチ操作とコントローラー操作の両方に対応。ゲームのアイコンを選ぶと、壁紙が表示される美しいUIデザインとなっている。

そのうえ、本機は専用ソフトウェア「AYA Space」により、TDPやファン回転数、パフォーマンスパラメーターなどをワンタッチで切り替えられる。また、キーマッピング機能も備え、コントローラー操作に対応していないゲームであっても、仮想ゲームパッドにコントローラーの操作を割り当てて操作が可能になる。

本体の右側面には、パフォーマンスを切り替えられる“ターボキー”も搭載。ゲーム性能を物理キーで変更できる。

発表会では、これらの機能をデモプレイで紹介していたので、その様子は以下の動画で確認して欲しい。
AYANEO Pocket Sは、最新の無線LAN規格Wi-Fi 7とBluetooth 5.3にも対応する。


AYANEO Pocket Sは、最新のハイエンドなゲーミングスマホと同じSnapdragon G3x Gen2を搭載した、薄くて軽いAndroidゲーム機。最新のWi-Fi 7も登載し、Androidゲームのほか、高速通信によりGame PassやGeForce Nowといったクラウドゲームも快適に動作。
Steam Linkを使って、SteamをインストールしたPCのリモートプレイにも好適だろう。それでいて、ハイエンドなゲーミングスマートフォンと比較すれば価格は安価な方なので、クラウドゲームやPCゲームのリモートプレイもできる、軽いデバイスが欲しい人は購入を検討してみてもよいかもしれない。
「AYANEO Pocekt S」を特集する配信も実施
本製品の予約開始を記念して5月30日(木)20時より、YouTubeチャンネル「ハイビームAKIBA」にて、「AYANEO Pocekt S」の特集スペシャルとなる「ポータブルゲーミングPC 第4回フェス」を 開催。
■ポータブルゲーミングPC 第4回フェス
日時:5月30日(木)20時~
ゲスト:AYANEO CEO アーサー氏

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