文●ハッチ

Razerは本日2025年7月11日(金)に同社の代表的なゲーミングマウス「DeathAdder」シリーズの最新モデル「Razer DeathAdder V4 Pro」を発表。2025年7月11日(金)より予約を開始し、2025年7月25日(金)に販売を開始する予定。ホワイトエディションも用意され、いずれも希望小売価格 2万8980円(税込)となっている。
「DeathAdder」シリーズは、卓越したエルゴノミクスとeスポーツシーンでの高い実績により、長年にわたり支持されたモデル。最新モデル「DeathAdder V4 Pro」は、その伝統を受け継ぎながら、トップレベルのeスポーツプロフェッショナルとの密接な共同開発により、競技プレイにおける最高峰のパフォーマンスを実現する次世代仕様へと進化したと謳う。
より安定したワイヤレス接続を実現
従来比で63%以上の電力効率と37%のレイテンシー低減を実現し、かつてない安定したワイヤレス接続を提供。ワイヤレス技術の飛躍的進化と、ピークパフォーマンスを引き出すよう再設計されたドングルにより、有線・無線の両モードで最大8000Hzの超高速ポーリングレートを実現すると謳う。
最大150時間の長時間駆動
また、1000Hz設定時でも最大150時間の連続駆動が可能で、長丁場のゲームでも優位性を保ち続けられるとしている。
「オプティカルスクロールホイール」を初搭載
「DeathAdder V4 Pro」では、Razer初となるeスポーツ向け設計の「オプティカルスクロールホイール」を搭載。従来のメカニカルホイールと比べて高い精度と耐久性を誇り、激しいプレイ中でも安定した操作感と明確な触感を提供。耐久性は従来の約3倍に向上し、eスポーツシーンに求められる信頼性を実現するとしている。
「Razer オプティカルマウススイッチ 第4世代」 を搭載
さらに、クリック感を一新した「Razer オプティカルマウススイッチ 第4世代」 を搭載。これまで以上にシャープで心地よいクリックフィールを実現し、業界最高クラスとなる1億回のクリック耐久性能を誇る。
超軽量エルゴノミクス
そのうえ、「DeathAdder V4 Pro」は、わずか56グラム(ブラック)/57グラム(ホワイト)の軽量設計を実現。ファンやプロから信頼される象徴的なエルゴノミック形状は、パフォーマンスと快適さの両立を目指してさらに洗練。
大型のPTFEソールにより滑らかな滑りを実現し、分割型サイドボタンは激しいプレイ中の誤操作を抑制。滑らかな手触りの仕上げはグリップ性を高めるとともに、上質な質感をもたらすという。
eスポーツプロ選手との共同開発

「DeathAdder V4 Pro」は、Team Razerに新たに加わった、国際大会で複数回優勝しているCounter-Strike界のレジェンド、ニコラ・“NiKo”・コヴァッチ選手をはじめとするプロゲーマーの直接的な意見を取り入れて開発。
RazerはNiKo選手と緊密に連携し、マウスの重量バランスやボタンの感触、全体的な操作性などの細部にわたり調整を重ねている。
NiKo選手のコメント
「『DeathAdder V4 Pro』は、競技の試合で求められる正確なコントロールを提供してくれます。私は1月からプロトタイプを使用しており、公式大会でも使ってきました。その過程で多くのリアルタイムのフィードバックを共有しました。また、シンガポールにあるRazerの本社と開発ラボを訪問し、エンジニアと直接話すことで、最高レベルのパフォーマンスを実現するための微調整に貢献しました。」
Razerのグローバルeスポーツディレクター Jeffrey Chau氏のコメント
「eスポーツでは一瞬の差が勝敗を分けます。『DeathAdder V4 Pro』は、その競技上の優位性を実現するために設計されています。世界トッププレイヤーとの長年にわたる協力の結晶です。ただのアップグレードではなく、高性能なエルゴノミックマウスの新たな定義を示しています。」
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