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ROG Allyで『Oblivion Remastered』を60fpsプレイ!お使いクエスト消化に最適かも

文●藤田 忠 編集●ハッチ

 20年の時を経て、オープンワールドRPGの歴史に名を残す名作『The Elder Scrolls IV: Oblivion』が、『Remastered』として蘇った。グラフィックエンジンにUnreal Engine 5を採用したことで、劇的にビジュアルが進化。ベセスダ・ソフトワークスから突如として発売&配信された同作だが、発売当日にSteam版の同時接続者数は、18万人を突破していた。

筆者も、最近手にしたOLEDパネル採用モバイルディスプレーで、その美麗なグラフィックを満喫、時間を忘れてプレイ

 発売当初の『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』Steamレビューは、非常に好評だったのだが、最近は賛否両論になっている。これはゲームの内容というよりは、日本語の字幕が出てこない、頻繁にクラッシュする、進行不能(旧作から引き継いでいる?)のバグある、Steamクラウドのセーブが働かない(環境次第)などなど、ストレスMAXの不具合が要因だろう。

 多くの不具合は、6月上旬にようやく行われたアップデートで多数が修正された。さらに『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』は、Xbox Game Pass(月額990円)で配信されているので、名作オープンワールドRPGを試すには、悪くないタイミングかも知れない。

 そんな『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』を、おなじみのゲーム機型PCのASUS「ROG Ally(RC71L-Z1E512)」でプレイしてみることにした。

愛用している「ROG Ally(RC71L-Z1E512)」でプレイ。NVIDIA GeForce NOWとの組み合わせや、Steam Deck化と、まだまだ活躍する
ACで電源供給した最大パフォーマンスの状態でプレイしている

クエスト消化をターゲットにプレイしてみた

 大幅に進化したグラフィックスを楽しむには、正直「ROG Ally(RC71L-Z1E512)」はGPU性能、画面サイズともに厳しいところだ。しかし、キャラとの会話や移動がメインになる、多数のお使いクエストは、場所を選べずに楽しめる「ROG Ally(RC71L-Z1E512)」で、プレイできたら楽かもと思いたち、試してみることにしたのだ。

 なお、『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』は、Steamクラウドに対応している。ただし、ローカルの「ドキュメント」フォルダーと、「OneDrive」「ドキュメント」フォルダーの同期設定を切っていると、セーブデータが共有されないことも。「OneDrive」を無効にしている人は、要注意だ。

筆者は進行不能バグにも備えて、「C:\Users\ユーザー名\Documents\My Games\Oblivion Remastered\Saved\SaveGames」を手動でコピー、共有している
「ROG Ally(RC71L-Z1E512)」だと、起動時に最低スペックが足りませんと警告メッセージが表示されるが、そのまま起動だ

グラフィックス設定「低」でフレームレート60fpsプレイが可能

 GPU負荷が高いのは、分かりきっているので、グラフィックスのプリセットは「低」を選択。そのほかアップスケーリングなどはAMD FSR 3、パフォーマンス、フレーム生成 オンに設定した。

 解像度は1920×1080ドット、1600×900ドット、1280×720ドットの3種類を選び、フレームレートは「CapFrameX v1.7.5 beta」を使って、街中を一定ルート移動した際を記録、抽出した。

プリセットは「低」。「LumemソフトウェアRT」も「低」に設定した
「低」では、全体的にノッペリした画質になるが、お使いクエスト消化は問題ない感じだ

 フレームレートは思っていたよりも伸び、解像度1920×1080ドットでも、avg(平均フレームレート)は50fpsを超え、1280×720ドットでは70.9fpsまで伸びた。

 いずれの解像度でも、1% Low avgは20fpsを下回っており、あきらかにカクつきを感じたが、盗賊ギルドクエストを進めるうえで必要な盗み(スリ)とか、お使いクエストの消化、序盤のスキル上げ(説得ミニゲームをひたすら行うとか)には、問題なしだ。

 ゲーム内のフレーム生成とAFMF(AMD Fluid Motion Frames)の重ね掛けもテスト。20分間プレイした際のフレームレートを「Radeon Software Adrenalin Edition」のロッキング機能で記録すると、100fps台を記録していた。

 解像度1920×1080ドットでAFMFを効かせて、プレイするのも良いだろう。

 また、おなじみの有料アップスケーリングアプリ「Lossless Scaling」(Steam 800円)を試したが、こちらはキャラを操作した際のゴーストが目立っていたので、おすすめできない。

アップデートを重ねている「Lossless Scaling」。ビデオカードの性能がいまひとつのPCを使っているひとは、持っていて損はないアプリだ

ゆったりとROG Allyでクエスト消化

 画質こそプリセット「低」に、AMD FSR 3のパフォーマンスモードと、かなり低くなるが、『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』をフレームレート60fps超えでプレイすることができた「ROG Ally(RC71L-Z1E512)」。

 メインクエストは最高画質、大画面で進めるとして、「ROG Ally(RC71L-Z1E512)」ではソファにゆったり座って、豊富なサブクエストをクリアするといったプレイスタイルもおすすめだ。

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