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この性能で8万円切り!?DELLの最新ディスプレイ、有機EL にWQHD/280Hzで応答速度0.03msって盛りすぎじゃない?

文●タカフグ 編集●ハッチ

 DELLが6月26日に発表した最新ゲーミングディスプレイ、Alienware 27 280Hz QD-OLEDゲーミング モニター「AW2725D」をレビューしていきます。直販価格は7万9800円(税込・配送料込)。

 ゲーミングディスプレイというと、リフレッシュレートや応答速度が重視されがちですが、このディスプレイはそれだけでなく、映像の美しさと迫力も大きな魅力。どういった点が優れているのか、ポイントごとに見ていきましょう。

量子ドット有機ELが映し出す最強の映像美

 AW2725Dは、パネルに“QD-OLED”を採用しています。OLEDとは有機ELのこと、QDとはQuantum Dot、つまり量子ドットを意味しています。有機ELは、液晶パネルとは異なる原理で映像を表示します。

 従来の液晶パネルは、バックライトから発せられた光の透過量を、液晶分子によってコントロールすることで映像を表示します。一方の有機ELは、有機物質自体が発光することで映像を表示させるため、バックライトを必要としません。

 黒い部分を表現する際に、液晶ではバックライトの光があるため黒い部分も発光し、少し白っぽくなってしまう傾向がありますが、有機ELは完全に光を消すことができるため、くっきりとした黒を表現しやすいとされています。

 また、構造的にバックライトがないことで、薄型にしやすいなどのメリットもあります。

OLEDはメリハリの利いた映像が魅力。『Apex Legends』のようなFPSゲームも、物の輪郭がよりはっきりと感じられます

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DCI-P3のカバー率が99.3%と色域はかなり広め。質感の表現も一味違い、Steam版『Venus Vacation PRISM – DEAD OR ALIVE Xtreme -』でもキャラクターの魅力がマシマシ!

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 OLED自体は2000年代からテレビなどで採用され始めましたが、その中でも昨今登場し始めたのがQD-OLED。QDこと量子ドットは液晶にも使われていたものですが、それとOLEDを組み合わせたものです。

 ディスプレイは光の三原色、R(赤)・G(緑)・Blue(青)の強度ですべての色を表現します。従来のOLEDでは、有機画素の白色光をRGBのカラーフィルターを通して映像を表示している場合が多いです。

 QD-OLEDでは、青色光の有機画素による発光と、量子ドット層による赤色光、緑色光への変換により映像を表現します。より純粋なRGBの光を出力できるため色の再現性が高まるほか、輝度も高めやすくなっています。

 ……専門用語ばかりで、正直「よく分からん」という感じですよね。要するに覚えておきたいのは、「AW2725Dは最先端のパネルを使うことで、色鮮やかでメリハリの利いた映像を表示できる」という点です。

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