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Radeon RX 9070 XTなら「エピック」設定でもWQHDで55fpsと快適!話題沸騰中のターン制RPG『Clair Obscur: Expedition 33』をレビュー

文●いちえもん 編集●ハッチ

『Clair Obscur: Expedition 33』はPlayStation 5、Xbox Series X|S、PCのプラットフォームで販売中。Xbox Game Passに対応している

 2025年4月24日に発売された『Clair Obscur: Expedition 33(以下、Expedition 33)』は、発売後12日で売上200万本を突破したうえ、高い評価を得ている。本作はフランスのインディースタジオ「Sandfall Interactive」が手がけたリアクティブターンベースのRPG。海外のレビュー収集サイト「Metacritic」のスコアは10点中9.7点、Steamの総合評価は「非常に好評」と、国内外で高評価を博している。

 本稿では、Expedition 33の魅力を掘り下げつつ、AMD「Radeon RX 9070 XT」で遊んだ際のゲームベンチも紹介していきたい。話題沸騰中の本作をPCで遊びたい人は、本稿を最後まで読んでみてほしい。

美しさと儚さが融合した独特の世界に惚れる

 Expedition 33の舞台は、幻想的な雰囲気が漂う近代のフランス。「ルミエール」で暮らす人類は、「ペイントレス」と呼ばれる女性の呪いに長年苦しめられていた。彼女が年に一度描く数字は、抹消される人間の年齢を意味している。呪いの数字が更新されると、数字に該当する人間はこの世から抹消されるのだ。

荒廃したフランスが舞台。儚さと美しさが融合した世界観に引き込まれる
「ペイントレス」と呼ばれる女性が描く呪いの数字。これは抹消される人間の年齢を指している

 呪いの連鎖を断ち切るべく、残された人類は「遠征隊(Expedition)」を結成する。ペイントレスがいる「モノリス」に上陸し呪いの根源を絶やす、つまりペイントレスを討伐するためだ。プレイヤーは「第33遠征隊(Expedition 33)」のメンバーとして、ペイントレス討伐の旅に出ることになる。

メインキャラクターのひとりである、第33遠征隊のギュスターヴ
ペイントレスを討伐すべく、第33遠征隊は「モノリス」へと旅立つ

 本作をプレイして最初に驚いたのは、目を奪われる美麗なグラフィックだ。本作は、19世紀末から第一次世界大戦勃発までの「ベル・エポック」期から着想を得ているという。華やかで虚ろな幻想世界には芸術的な美しさが秘められており、開始早々に魅了されてしまった。精巧に描かれた世界を隅々まで探索したくなったほどだ。

幻想的な美しさが際立つエリアを探索。もちろん敵が徘徊しているので注意

 ゲームエンジン「Unreal Engine 5」で描かれた独特の世界は目を見張るものがある。本作に登場するステージやクリーチャー、フィールドマップは唯一無二の美で彩られており、名画を鑑賞したような感動を味わえた。

 加えて、第33遠征隊のメンバーやモノリスの住民たちとのコミュニケーションも印象に残っている。

 余命を宣告されたメンバーたちが呪いに抗う様はあまりに切なく、会話を聞くだけで胸を強く締め付けられる。だが、謎多きストーリーも相まって、彼らの冒険を最後まで見届けたい気持ちが芽生えた。感情を揺れ動かすストーリーにも注目してほしい。

広大な世界を練り歩くフィールドマップ
ファンタジー色強めの住民と会話
生き残った第33遠征隊のメンバーとの会話シーン
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