文●ハッチ

株式会社天空は、AOKZOE社が開発したゲーム機型PC「AOKZOE A2 国内正規版」(以下AOKZOE A2)を本日4月18日(木)より販売すると発表した。
AOKZOE A2はAYANEO社の「AYANEO 2」と同じく、フロント部分がプレス加工された高アルミニウムガラスに全面覆われたデザインを採用。ディスプレイサイズは7インチで、解像度が1920×1200ドット。

高強度、高透過率ディスプレイは、高温下でも耐久性があり、鮮明に見えるように設計されているという。しかしながら、リフレッシュレートは60Hzと、FPSやレースゲームのユーザーには物足りない。
とはいうものの、CPUがAMD「Ryzen 7 6800U」、32GBメモリ、512GB SSDのスタンダート版は、直販価格8万9800円とこの手のWindows搭載機としては手が出しやすい価格。一方で、CPUがAMD「Ryzen 7 7840U」で32GBメモリのプロ版は、直販価格13万9800円とやや高くなるが、2TBという大容量ストレージを考慮するとコスパは◎。



販売は天空が運営するハイビーム公式ストア、Amazon公式ストア、ハイビーム秋葉原本店で行なうとしている。国内正規版は、AOKZOE社が提供するグローバル保証に加え、天空グループによる国内1年間保証も付属。
ゲームスティックの破損や故障、バッテリーの交換など、修理パーツを取りそろえ、購入後1年を超えた場合でも国内にて修理できるため、安心だとしている。


また、従来機と同じくゲームランチャー機能や、本体の消費電力、ファンの回転数、画面の明るさ、解像度など、さまざまな設定を変更できる「OneXConsole」も備わっている。

重量はMSI「Claw A1M」よりは軽く、ASUS「ROG Ally」よりは重い、といった可もなく不可もないところ。「AOKZOE A2」は、実物を見ないとわかりづらい全面ガラスというデザイン性と、価格が魅力な1台。
リフレッシュレートは低いが、ゲーム機型PCでは競技性の高いゲームをそもそもプレイしない、カジュアルに遊べればOK、という人にはアリな製品だろう。
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