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ヒャッハーな破壊表現に驚き!レーシングゲーム『Wreckfest 2』アーリーアクセス版をレビュー

文●いちえもん 編集●ハッチ

『Wreckfest 2』はTHQ Nordicが販売、Bugbearが開発を務めたフルコンタクトレースゲームの第2弾だ。2025年3月21日より、Steamにてアーリーアクセス版が配信中で、価格は4389円。

 前作の『Wreckfest』は、リアルを追求した破壊描写とバラエティに富んだゲームモードが特徴的だった。『Wreckfest』は2018年の作品だが、ユーザーからの評価はかなり高め。現にSteamでの評価は「非常に好評」となっている(記事執筆時)。

 その第2弾となるWreckfest 2はアーリーアクセス中のため、使用可能な車とコース、ゲームモードは今のところ少ない。公開されているロードマップによれば、製品版がリリースされるまでの間に新たな車やコース、ゲームモードを順次追加していくという。

 本稿では、アーリーアクセス版のWreckfest 2をレビューしていく。なお、本作は未完成の部分が多く、今後のアップデートで全体の仕様が変わる可能性もある。そのため、筆者のレビューについては、あくまでも参考程度にとどめておいて欲しい。

筆舌に尽くしがたい破壊の美学

 アーリーアクセス中のWreckfest 2で使える車は4つ、走行可能なコースは4種類となっている。前作は通常の車をはじめ、ソファーカーやキャンピングカー、スクールバスなど多種多彩な車がラインアップされていた。将来的には、前作と同様のユニークな車が追加されていくのではないかと予想している。

 特筆すべきは、リアルにこだわった破壊表現。Wreckfestシリーズはレースの醍醐味よりも、車の破壊表現が肝となっている。建前上はレースなのだが、車が横転する、車が衝突してボディが凹む、相手の車に衝突して妨害するなど、アナーキーな部分を楽しむゲームなのだ。「ヒャッハー!」の精神で気軽に楽しんで欲しい、というのが開発陣の本懐なのかもしれない(筆者の勝手な想像だが)。

 最新作のWreckfest 2は改良された物理シミュレーションエンジンにより、破壊表現や部品ダメージシミュレーションがリアルになっているのが特徴。アーリーアクセス中ではあるが、尋常ではないほどの破壊表現に度肝を抜かれた。車体の凹み方もそうだが、部品ひとつひとつの壊れ方もリアルに描写されているからだ。

 自身の車が破壊される様を眺めていると、廃車になる絶望感よりも興味関心が勝る。勉強になるかどうかは不明だが、本作の破壊表現に面白さを見出すことができた。ゲーム内での話だが、シンプルに「車の破壊は超面白い」と思った次第だ。

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