文●タカフグ 編集●ハッチ

日常に“バッサリ感”、足りていますか?
「最近あんまりバッサリしていないな」という方に朗報です。3月14日から順次稼働するアミューズメント向けVRゲーム『鬼武者VR Shadow Team』(以下、鬼武者VR)なら、そんな不足しがちなバッサリ感をしっかり補給できるんです!

折しもホワイトデーの時期。昨今はお返しの贈り物にも何かと意味が付与されて複雑になっていますが、家族や友人、大切な人とVRアクションで絆を深めるなんていうのも一興かもしれませんよ!
この記事では、稼働に先駆けて本作を先行体験してきたので、ゲームの概要をお伝えしたいと思います。
鬼武者VR Shadow Teamとは?
カプコンが手掛ける「鬼武者」シリーズは、2001年にPlayStation 2向けとして登場したのを皮切りに、本編として4作品、ほか外伝作品も複数登場している戦国サバイバルアクションです。
戦国期の日本を舞台に、超人的な「鬼の力」を得た若武者である「鬼武者」と、異形の「幻魔」たちとの戦いを描いたダークファンタジーであり、直近ではNetflixオリジナルのアニメシリーズなども記憶に新しいところ。2026年には最新作『鬼武者 Way of the Sword』の発売も予定しています。
ゲームとしては、爽快感のある剣戟アクションに重きを置いており、敵の攻撃に合わせてタイミングよく攻撃することで幻魔を一撃で倒せる「一閃」システムなどが特徴となっています。敵を爽快に斬り捨てる“バッサリ感”が魅力、というわけですね。

今回の鬼武者VRは、本編シリーズ4作目の『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS』の世界観に則った作品であり、プレイヤーは新 鬼武者の主人公である結城秀康こと「灰燼の蒼鬼」の影武者となって、押し寄せる幻魔と戦います。
4人1組の爽快アクション!シンプル操作でVR初プレイでも問題なし
ゲームは4人1組のチームでプレイします。なお、人数が足りていなくてもCPUを入れてプレイできるため、必ず4人揃えなくてはならないということはありません。
プレイ時には、VRヘッドマウントディスプレイ(以下、VRHMD)とコントローラー1本を使用して遊ぶことになります。通常のVRゲームでは、コントローラーを両手に1本ずつ持って操作することが多いですが、本作では延長グリップを使用して1本のコントローラーを両手で握ることになります。
片手だとその分手が伸ばせる範囲が広くなり、隣りの人とぶつかるリスクが増えるため、両手でプレイする仕様にしたとのことです。


主な操作は以下の3つ。基本的にボタンを押す必要はなく、コントローラーを振ることでゲーム内の剣を操って戦うことになります。
①剣を振りかぶってから振り下ろすことで、敵にダッシュ攻撃
②剣を振って敵を斬る
③剣を前に突き出して構えることで防御
操作はシンプルなので、VR初心者でもすぐに慣れることができるでしょう。また、移動はすべて①のダッシュ攻撃で行なうので、プレイヤー自身が歩いて移動することはありません。プレイ中にほかの人にぶつかる危険性も少なく、安心してプレイできます。
ちなみにこのゲームでは、剣を細かく振るよりも、大きく振ったほうが大きなダメージを与えられるようになっています。
VRの剣戟ゲームでは、最小限の動きで細かく武器を振ったほうがラクに敵を倒せることも多く、「どうにも臨場感に欠ける……」なんてシーンも。しかし、本作では思い切り剣を振ればそのぶん有利に働いてくれるので、存分に重い一撃を叩き込んでやりましょう。


プレイ中は、視線の下に体力ゲージが表示されています。これがゼロになった際にはダウンしますが、一定時間後に復活でき、ゲームオーバーはありません。
また、体力のほかに「魂ゲージ」というものがあり、これが溜まると一定時間攻撃力がアップします。魂ゲージは敵を倒すと溜まるので、ゲーム中あまり意識しなくても勝手に溜まっているという感じです。

さらに、鬼武者シリーズの代名詞とも言える一閃も健在です。本作では、敵が攻撃する瞬間にその敵に剣のマークが表示され、その時にこちらの攻撃を当てると一閃が発動します。この際、敵の攻撃をはじき返し、敵に青いマークが表示されるようになります。そこにさらに攻撃を加えると敵を吹っ飛ばし、追い打ちを加えられます。

また、仲間と協力プレイをした際には「協力」というアイコンが表示され、スコアが加算されます。仲間と一緒に敵を攻撃したり、敵に拘束された仲間を助けたりした際に協力プレイが評価されるとのこと。
ゲームクリア時にはスコアが表示されるので、上記のようなシステムを駆使しながら敵と戦い、なるべくスコアを伸ばしていくのがプレイ目標となります。

難易度も選べて大人から子どもまでしっかり楽しめる

ちなみに、本作では剣を大きく振ることで大きなダメージを与えられるのですが、コントローラーを両手で握って剣を振りかぶるには必然的に上半身全体を使うことになります。それだけに、四方八方から襲い来る敵を倒していくとなかなかの運動量になります。

1プレイは8~10分程度(説明、準備を含めて約20分)、全2ステージでそれぞれのボスを倒せばクリアとなります。遊びながらスッキリひと汗かけるくらいのボリュームでした。
クリア後にはスコアが表示されますが、前述した通り、本作では一緒に遊んだ相手と協力プレイした際のスコアが評価されるため、相性の良かったプレイヤーがわかるようになっています。仲のいい人と絆を確かめ合うのにもピッタリ。

もちろん、孤高の剣士として1人で敵を切り伏せるというのも良いでしょう。本作はラスボスにどれだけダメージを与えられたか、倒すまでの時間などによりエンディングが2種類あるそうなので、1人で真エンドに到達できるか試してみるというのも、ゲーマーなら燃える展開です。
鬼武者VRは、3月14日~19日にかけて、「MIRAINO」および「プラサカプコン」の店舗で稼働開始となります。導入店舗と稼働スケジュールは以下の通り。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
■稼働スケジュール
・MIRAINO イオンモール白山店(石川県白山市横江町5001番地 イオンモール白山店 3階)
・MIRAINO イオンモール豊川店(愛知県豊川市白鳥町兎足1-16 イオンモール豊川 3階)
●3月15日~
・プラサカプコン 志都呂店(静岡県浜松市中央区志都呂2-37-1 イオンモール浜松志都呂 3F)
●3月19日~
・プラサカプコン 広島店(広島県広島市佐伯区石内東4丁目1-1ジアウトレット広島1F)
■ゲーム概要

タイトル:『鬼武者VR Shadow Team』
プレイ人数:1~4人 協力プレイ
仕様:アミューズメント施設向けVR作品
ジャンル:バッサリアクション
所要時間:約20分
プレイ料金:1000円(税込)
注意事項:
・7歳未満の方はご利用いただけません。
・13歳未満のお客様は保護者の方同伴でのご入場及びご遊戯とさせていただきます。また利用に関するガイドラインへの同意が必要となります。
・保護者同伴でない16歳未満、または18歳未満のお客様のご利用時間は以下のとおりです。
「16歳未満」18:00まで/「18歳未満」22:00まで
・その他、特設ページにある注意事項をよく読んでご利用ください。
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