文●ハッチ

任天堂は本日2025年1月16日に開発中の次世代ゲーム機が「Nintendo Switch 2」であることを明らかにし、本体のデザインなどが分かる動画を公開した。動画の最後では2025年4月2日(土)のNintendo Directにて詳細を公開すると予告した。
サイズは8インチで確定か?
動画では現行機がまず登場し、その後サイズアップした演出が盛り込まれている。現行の有機ELモデルのディスプレーサイズは7インチ、従来のLCDモデルが6.2インチだったため、リーク情報どおり8インチであると推測できる。

USB Type-Cポートが上下に2つ備わっている
まず底面だが、現行のNintendo Switchと同じく中央にUSB Type-Cが搭載されている。スピーカーは現行機が底面の正面部分に薄いスリットの内側にあるところ、画像を見る限りおそらく左右のメッシュ部分がスピーカーと思われる。より底面側に寄って、大型化しているように見える。その場合、現行機よりも重低音が増加しているかなどが気になるところだ。

現行のNintendo SwitchはUSB Type-Cを底面のみ搭載しているが、「Nintendo Switch 2」には上部にもUSB Type-Cがあることが確認できる。


折り畳みスタンド形状が変更
現行機は本体の下にあるマイクロSDカードスロットを隠すような、折り畳み型の背面スタンドを備えていたが、薄いコの字型のスタンドに変わっている。倒せる角度は現行機とほぼ同じに見える。一方で、マイクロSDカードスロットが見当たらないのでなくなった可能性があり、容量の追加ができなくなっている懸念がある。



本体接続は物理的になって遅延がなくなる?
コントローラーのベースカラーは黒く、かなりマットでシンプルなデザイン。ジョイスティックの周囲と本体との接続部分が左が青、右がベージュっぽい赤になっていて、左右どちらか分かるようになっている。サイズアップしただけあって、ボタンは大きくなり、より押下し易くなっていそうだ。また、基本的にはほぼ配置は同じだが、HOMEボタンの下に謎の四角いボタンが1つ追加されている。


本体背面を見るとコントローラーの背面上部にはボタンがあるため、コントローラーの脱着は現行機と同じと推測できる。

また、本体をテレビに接続する際のドックは、上部の角に丸みがあるデザインに変更。動画ではインターフェースが明らかになっていないが、少なくともHDMIポートがあり、テレビと接続できることが動画から分かる。
さらに、コントローラーは本体から取り外し、現行機と同じようにJoy-Conグリップに接続して、無線で操作できるようだ。




現行ソフトとの互換性もあり!
さらに、Nintendo Switch 2では、Nintendo Switch 2専用ソフトのほかに、現行のNintendo Switchとの互換性もあることも明かされた。パッケージ版とダウンロード版、両方に対応しているという。そうなると、マイクロSDカードが使えない場合、初期のストレージの容量と容量不足が気になるところだ。

動画は2025年4月2日のNintendo Directにて詳細を公開するとして締めくくられている。スペックやドックのインターフェース、ユーザーインタフェース、発売同時の専用タイトルなどの情報が発表されると予想されるので、期待して待とう。

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