文●ハッチ

AMDは米ラスベガスで1月7日(日本時間)より開催したCES 2025の基調講演にて、Zen 5アーキテクチャーで16コア/32スレッド、144MBの3D V-Cacheを搭載したRyzen 9 9950X3Dを発表した。動作クロックは最大5.7GHz、TDPは170W。
既存のRyzen 9 7950X3Dと40タイトルのゲームで比較して、平均8%性能向上を果たしたとしている。クリエイティブ作業においても20個のアプリで比較して、平均13%作業が高速化したという。


また、競合のIntel Core Ultra 9 285Kとの比較では、40タイトルのゲームで平均20%パフォーマンスが高い結果となったとのこと。クリエイティブな作業では、20個のアプリで比較して平均10%作業スピードが早かったとしている。


ラインアップとしては、12コア24スレッドで最大5.5GHzのRyzen 9 9900X3Dもあり、こちらはTDPが120Wになっている。いずれも2025年の第一四半期に発売される予定だ。

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