文●ハッチ

Razerは「Razer BlackShark V3 Pro」シリーズの最新モデルを発表。2025年7月30日(水)より予約を開始する。いずれのモデルも8月8日に発売する。希望小売り価格はPC向けのBlackShark V3 ProとBlackShark V3 Pro White Editionが4万780円、BlackShark V3 X HyperSpeedが1万980円。
Xbox オフィシャルライセンスモデルのBlackShark V3 Pro for XboxとBlackShark V3 Pro for Xbox White Editionが4万780円、BlackShark V3 for Xboxが2万4480円で、BlackShark V3 X HyperSpeed for Xboxが1万6980円となっている。
Razer初、第2世代HyperSpeed Wirelessテクノロジーを搭載
BlackShark V3 Proは、Razer初となる第2世代HyperSpeed Wirelessテクノロジーを搭載。遅延はわずか10ミリ秒と極めて低く、従来の競合モデルの15ミリ秒と比べて約33%の遅延削減を達成したという。


また、48kHzの高精度なサンプリングレートと単一指向性の集音パターンを備えた、スタジオ品質の12mm着脱式マイクを備え、激しい試合中でも自分の声を明瞭に届けられるとしている。

THX Spatial Audioの最新構成(7.1.4ch)を初めて搭載
さらに、BlackShark V3 ProはTHX Spatial Audioの最新構成(7.1.4ch)を搭載した初の製品。従来の水平的な定位だけでなく、上方向にも仮想スピーカーを追加することで、垂直方向の音場を拡張。ゲームやメディアコンテンツにおいて、足音や発砲音などの位置情報をより正確に把握でき、没入感と戦略性が飛躍的に向上すると謳う。
加えて、PlayStationのempest 3D Audio、Xboxで使用できるWindows Sonicにも対応。PC、PlayStation、Xboxいずれの空間オーディオにより、立体的なサウンドが楽しめるようだ。
ANC機能を実装
本最新モデルはBlackSharkシリーズで初めて、4つのマイクによる高度なハイブリッドANC機能を実装。周囲の環境ノイズをインテリジェントに除去し、メモリーフォームイヤークッションと密閉型デザインと相まって、どんな環境でも集中力を保てる静寂なオーディオ空間を実現すると謳う。

超薄型のバイオセルロース振動板を用いた第2世代TriForce 50mmドライバーが、より自然でクリアな音質と優れた周波数分離を実現。新設計のドライバープラグにより高調波歪みを50%低減し、さらに磁力も75%強化され、敵の動きを音で正確に捉えられる立体的なサウンド体験が可能になったとのこと。

接続方法は4種類
接続は2.4GHzワイヤレス、Bluetooth、USB Type-A、有線3.5mmと4種類に対応。2.4GHzのHyperSpeed WirelessとBluetoothの同時接続も可能で、ゲーム中でも通話やボイスチャットに接続を維持できるとしている。
スマホアプリでEQプロファイルなどが調整可能
加えて、プロがチューニングした12種類のEQプロファイルをあらかじめ搭載。FPSタイトルを中心に最適化されていて、最大9種類のカスタムEQプロファイルもヘッドセット本体に保存可能。ソフトウェア不要で、すぐに高品質なオーディオ体験できるとしている。

そのうえ、BlackShark V3 Proは70時間のバッテリー持続時間を可能とし、USB Type-C充電わずか15分で6時間のプレイが可能としている。
また、交換可能なマグネット式フェースプレートも近日登場予定としている。

Razer BlackShark V3はTriForce Titanium 50mmドライバー(第2世代)、THX Spatial Audio、HyperClearスーパーワイドバンドマイクを搭載。HyperSpeed WirelessとBluetoothの同時接続、USB接続、最大9つのオンボードEQプロファイルをサポートし、PC、PlayStation、Xbox向けに展開するとしている。

Razer BlackShark V3 X HyperSpeedはTriForce 50mmドライバー(第2世代)、7.1サラウンドサウンド、HyperClearカーディオイドマイクを搭載したエントリーレベルのワイヤレスヘッドセット。HyperSpeed Wireless、Bluetooth、USB接続に対応し、PC、PlayStation、Xbox向けに提供される。

公式サイトでは、3モデルの比較も一覧で確認できるので、気になる人はチェックしてから購入しよう。
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