文●ハッチ
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)はPlayStation.Blogにて、これまでコードネーム「Project Defiant」と報じていた格闘ゲーム用コントローラーの新たな画像と、正式名称が「FlexStrike ワイヤレスファイトスティック」になることを発表した。
「FlexStrike ワイヤレスファイトスティック」はSIEが設計した初の格闘ゲーム用コントローラー。操作しやすい角度に設計された表面と、滑りにくい底面パネルを備えた、人間工学に基づく独自のデザインを採用。カスタムデザインされた高品質なデジタルスティックも搭載する。
PlayStation 5(PS5)およびPCに対応。有線接続のほか、PULSE Eliteワイヤレスヘッドセットなどに採用されている超低遅延ワイヤレス技術“PlayStation Link”を使用したワイヤレス接続が可能となっている。


ちなみに、PS5ではPS Link USBアダプターをひとつ接続するだけで、「FlexStrike ワイヤレスファイトスティック」とPULSE Elite ワイヤレスヘッドセット、またはPULSE Explore ワイヤレスイヤホンのいずれかひとつを同時に接続できるという。

また、ひとつのPS Link USBアダプターで2台の「FlexStrike ワイヤレスファイトスティック」も同時に接続できるため、有線接続なしで2人ローカル対戦や協力プレイができるようだ。PS5では「FlexStrike ワイヤレスファイトスティック」は、「DualSense ワイヤレスコントローラー」と同時に接続できる。

さらに、本製品はメカニカルスイッチ式のボタンと、工具不要で交換できるリストリクターゲートを搭載する。リストリクターゲートには、正方形、円形、八角形の3種類があり、付属のPS Link USBアダプターとともに、ファイトスティック本体に内蔵されたストレージに収納できるという。

さらに、USB Type-Cケーブルなどの付属品をまとめて収納できるスリングキャリーケースを付属する。
「FlexStrike ワイヤレスファイトスティック」は、タッチパッド含むDualSense ワイヤレスコントローラーと同じゲーム操作入力に対応。追加のカスタマイズオプションとして内蔵のレバーモードスイッチで方向入力を変更できるほか、専用のロックスイッチでレイアウトを固定して、試合中の誤入力を防げるとしている。


同社は現地時間8月1日(金)から8月3日(日)までラスベガスで開催される「EVO 2025」にて、「FlexStrike ワイヤレスファイトスティック」が初めて一般向けに展示されることも明らかにした。Fight Stick Museumやアークシステムワークスのブースにて、本体や付属のスリングキャリーケースを実際に見られるとのことだ。

「FlexStrike ワイヤレスファイトスティック」は、2026年に発売予定。今後もPlayStation.Blogにて詳細が公開されると思われるので、注目したい。
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