本サイト「LevelUp Logy」は、“普及するスマートフォンやパソコンでゲームを快適にプレイするには?”をテーマに、ゲーム向けのハードウェアやゲームの最新情報、お得な情報をお届けするニュースメディアです。

『伊達鍵は眠らない – From AI:ソムニウムファイル』プレイレビュー! “脱出ゲーム”が追加された新機軸の作品

おなじみの捜査パート&ソムニウムパートもあるよ

 「AI:ソムニウムファイル」シリーズの恒例である、捜査パートとソムニウムパートも健在だ。捜査パートは伊達として現場を訪れ、参考人に聞き込みを行う。個性豊かなキャラクターたちの掛け合いと伊達の暴走(?)を楽しみつつ、捜査を進めていく。

複数ある現場を訪れ、重要参考人に聞き込みを行う
重要参考人への聞き込み
一人称視点で現場内をチェック

 捜査パートを終えると、今度は重要参考人の夢に侵入するソムニウムパートが始まる。Psync(シンク)装置を使って重要参考人の夢に入るわけだが、夢の中では女性の姿となったアイボゥを操作することになる。

Psync装置とは、容疑者や重要参考人の深層心理(夢)に侵入するための装置
ソムニウムパートは、女性の姿をしたアイボゥを操作することに

 夢の世界は、現実のルールや常識が通用しない無法地帯だ。他者の夢に入っていられる制限時間は6分間で、移動したりアクションを起こしたりするたびに時間は減っていく。

 限られた時間でさまざまな問題をクリアし、「メンタルロック」と呼ばれる障壁をすべて突破することがクリア目的だ。世界独自の法則を見つけ、有益な手がかりを入手していく。

現実世界の常識が一切通用しない夢の世界が舞台
約6分の制限時間内で、夢の世界に隠された手がかりを見つけていく
アイボゥを操作してアクションを起こす。ただし、アクションを起こすたびに時間が過ぎてしまうので注意
複数の選択肢から正しいものを選んでいく。なお、ひとつ選ぶたびに時間が消費される

 脱出パートと違い、ソムニウムパートの謎解きはヒントを頼りに正しい選択肢を選ぶだけ。注意すべきは、選択肢をひとつ選ぶと制限時間が消費することだ。そのため、適当に選択肢を選びまくると制限時間がゼロになることも。消費時間を減らすアイテムを駆使することが攻略のカギだ。

メンタルロックを解除していく。最後のメンタルロックを解除したらクリアとなる
ひとつひとつのメンタルロックを解除するには、正しい行動および選択肢を選ぶことだ。「鍵則」と呼ばれるヒントを頼りに、ソムニウムパートを攻略していく

 なお、選択肢の中にはシリアスな雰囲気を壊すギャグ要素も含まれている。伊達のとんちんかんな指示に嫌々従うアイボゥについ笑ってしまうのだ。おふざけ要素を楽しむことも「AI:ソムニウムファイル」シリーズの醍醐味というべきだろう。

「なんじゃこりゃ!?」とツッコミを入れたくなるギャグも随所に盛り込まれている

 ソムニウムパートの仕様については過去作とほぼ同じだ。だが、悪意とユーモアが混ざった夢の描写とアイボゥのぶっ飛んだギャグは、シリーズを重ねるごとに進化しているように感じられる。

 予想を超える内容の数々に驚き、そして笑ってしまった。あまりの内容に「なんじゃこりゃ!?」(ポジティブな意味で)と声を出してしまったくらいだ。

1 2 3 4

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次