文●ハッチ

OneNetbookは同社のゲーミングサブブランド「ONEXSUGAR」において、デュアルスクリーン変形型のAndroidデバイス「SUGAR 1」日本時間2025年7月22日午前1時より米クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で正式発売した。
「SUGAR 1」はSoCがSnapdragon G3 Gen 3、CPUにAdreno A32を搭載。メインディスプレイは6.01インチのOLED(2160×1080ドット)で、サブディスプレイが3.92インチでアスペクト比8:7のOLED(1240×1080ドット)となっている。
サブディスプレイはマルチタスク、クイックコントロール、リアルタイムステータス表示、ゲーム中の補助機能に最適としている。また、ゲームプレイ中はミニマップやクールダウンタイマー、チャットウィンドウの表示にも活用できるとしている。

UFS 4.0ストレージ&デュアルファン冷却:限界を超える設計
また、ストレージは512GBのUFS 4.0で、メモリー(RAM)が16GB(最大8533Mbps)と、一般的なスマートフォンを凌駕する性能を有する。そのため、アクティブ冷却のデュアルファンシステムにより、エミュレーターやクラウドゲーミング中でも安定したフレームレートを維持できると謳う。

さらに、ホールセンサーを備えたジョイスティックでドリフト現象を抑制し、マイクロスイッチボタンでシャープなクリック感を実現。デュアルリニアモーターによる高精度な触覚フィードバックを再現するという。
OSはAndroid 14を採用。大容量5600mAhバッテリーを備え、無線通信にWi-Fi 7 + Bluetooth 5.3を搭載。急速充電や映像出力が可能なUSB Type-C、microSDカードスロットも備える。

独自のキー割り当てシステムにより、ゲームジャンルに応じた柔軟な操作設定も可能としている。そのうえ、専用のシステム管理ソフト「SUGAR Console」を搭載。以下のような設定が行なえる。
・手動/温度連動のファン速度制御
・ABXYボタン配置の切り替え
・L1/L2、R1/R2ボタンの再割り当て
・給電中でもバッテリーを介さず、電源から直接本体に電力供給するモード(パススルーパワーモード)の切り替え
・RGBライティングのカスタマイズ
・ゲームジャンルごとの操作プリセット
・デュアルディスプレイモード/融合モードの切り替え
・省電力/バランスパフォーマンスモードの選択
上下の黒帯部分にドット柄やテーマを表示できる画面マスキング機能も搭載。ワンタッチで16:9または16:10アスペクト比に調整でき、独自のピクセル枠&テーマ表示により“黒帯”さえも演出の一部にできるとしている。

72時間限定でIndiegogo アーリーバード特典16GB + 512GB構成が599ドルで販売。帰還終了後は通常価格に戻るので、気になる人は早めに支援を行おう。

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