『ELDEN RING NIGHTREIGN』はWQHDでも60fpsに張り付き!
話題のゲームとして『ELDEN RING NIGHTREIGN』も取り上げてみた。品質はもちろん「最高」に設定した。



『ELDEN RING NIGHTREIGN』はほかのフロム・ソフトウェア作品同様にフレームレートが60fpsで制限されている。そのため、Radeon RX 9060 XTでもWQHDでは、16GBと8GBともにほぼ60fpsに張り付いている。とても快適に遊べるのでオススメだ。
レンダリングスケール200でも60fps動作と超快適!
軽めなゲームジャンルとして格闘ゲームからもひとつピックアップしたくアンディ・ボガード追加がSNSで話題となっていた『餓狼伝説 City of Wlves』でも試してみた。品質は「最高」、あまりにも軽いのでレンダリングスケールを「200」に設定して差が出るかを確認した。



どの技を出したかなどで瞬間的に落ちることがあるのか、最小値はかなり暴れていて性能通りの数値になっていないが、平均フレームレートはビデオメモリが16GBの製品すべてが、WQHD以上でも60fpsに張り付いている。格闘ゲームは60fps上限のタイトルが多いので、この手のジャンルであればRadeon RX 9060 XTは長く愛用できそうだ。
WQHDで100fps以上、高リフレッシュレートディスプレイも活かせる!
定番のFPSとして『Apex Legend』のフレームレートもチェックしておこう。本作はプリセットがないため「極」としたうえで、以下のような設定としてフレームレートを計測した。




『Apex Legend』は傾向的に『アサシンクリードシャドウズ』などと同じような割合の形に。Radeon RX 9060 XT 16GBは、Radeon RX 9070 XTの50~57%ほどのフレームレートとなっている。しかしながら、8GBと16GBいずれもRadeon RX 9060 XTは、平均100fpsを超えているので、60Hz以上の高リフレッシュレートディスプレイを活かせるだろう。
『Stellar Blade』はWQHDで150fps以上!
最後に『勝利の女神:NIKKE』とのコラボが話題となっていたPC版が登場した『Stellar Blade』のフレームレートを確認したい。品質は「とても高い」にし、FSR 3の「クオリティ」、フレーム生成は有効にしてフレームレートを測定した。



『Stellar Blade』はフレーム⽣成を利⽤すると、かなり⾼いフレームレートで楽しめる。Radeon RX 9060 XTは16GBと8GB、どちらもWQHDで
150fps以上と⾼いフレームレートを維持している。16GBと8GBの差は20〜30fpsほどあるものの、4K⾼解像度でも8GBは平均60fps以上出ていて画⾯の重さなどを感じずにプレイできたのはうれしいところだ。
16GBと8GBではフレームレートに確かな差が、
1万円の価格差をどう捉えるかがキモ
以上でRadeon RX 9060 XTの検証を終了したい。Radeon RX 9060 XTは16GBと8GB、ビデオメモリの違いで2種類あるが、一部ビデオメモリを良く使う重いゲームでは、4Kの高解像度にした際に8GBだと足りずにガクッとフレームレートが下がる。
さらに、そうした重量級のゲームだけでなく、割と軽めのゲームでフルHDやWQHDといった、4Kよりも負荷がかからなくてもビデオメモリに余裕がると、ゲームにもよるがフレームレートに10~40fpsほどの差が出ている。
しかしながら、軽めのゲームは8GBモデルでも、搭載GPUのターゲットであるWQHDでなら100fps以上で快適に動作している。そのため、設定次第で快適なら価格が少しでも安い方が良いという人は、8GBを選択するのもアリだろう。ただし、今回の結果はRyzen 9 9950X3Dを使用した結果なので、CPUやメモリの性能によっては10fpsほどは下がる可能性もある点は注意したい。
いずれにせよ、Radeon RX 9060 XTはビデオカードも含めて20~15万円以下の構成でPCを組みたい人にとっては、魅力的な選択肢であることは売れ行きからも分かるところだ。

また、まだまだ人気でPCケースやCPUクーラーもホワイトカラーが増えているので、白いPC自作を考えている人には、高耐久・高品質パーツを備えたASRockのSteel Legendシリーズは、鉄板の製品であることは間違いない。
願わくばRadeon RX 9070 XTのようにRadeon RX 9060 XTのブラックモデルの販売も検討して欲しいと、個人の感想も添えておきたい。
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