外観は上位モデルと同じだが2.55スロット厚に!
「AMD Radeon RX 9060 XT Steel Legend 16GB OC」と「AMD Radeon RX 9060 XT Steel Legend 8GB OC」のフロントカバーやバックプレートのデザインは、上位モデルの「AMD Radeon RX 9070 XT Steel Legend 16GB」(RX9070XT SL 16G)と変わらない。


フロントカバーは半分グレーがかった色とホワイトのツートンカラーで、従来の迷彩柄からややサイバーなメカメカしいデザインに変更されている。当たり前だが同じSteel Legendのマザーボードとマッチするので、一緒に購入するのもありだろう。

ファンと上部のシリーズ名が記載されたクリア部分にはLEDを搭載。同社のライティング同期技術Polychrome SYNCに対応し、ASRockのマザーボードとも同期させ、彩りを合わせられる。

本体にはLEDスイッチも備えるため、デザインや価格、性能は気に入ったがLEDは光らせたくない、しばらくLEDは消しておきたい、といった人にも安心だ。
AMD Radeon RX 9000シリーズは、ASRockの一部のハイエンド製品以外は、補助電源コネクタに従来どおりの8ピンを採用している。Intel ATX 3.1対応の12V-2×6ケーブルが必要になる競合のミドルクラス以上のビデオカードとは異なり、従来どおりの電源ユニットが利用できる点もエコシステムの観点からもうれしいところだ。

ファンは3本の突起が走ったストライプがある9枚のブレードに、ブレード周りを囲うリングを持ち、90mmと従来よりサイズが向上した「Striped Ring Fan」を採用。横方向からの空気を取り込み、風量を増して本体に風を届けられるとしている。


また、ファンは作業負荷が軽い際は止まる「0dB サイレントクーリング」機能も搭載。負荷が軽い時はノイズのない動作を実現すると謳う。
さらに、密度を増やしたV字型のカッティングフィンと通気孔により、空気の流れをより効率よく誘導。そのうえ、敷き詰めたヒートパイプにより、上手に熱を各フィンに伝わり、高い冷却性能を実現するとしている。

コンデンサも前回のインタビューで話があったように、低ESR(Equivalent Series Resistance)を実現する日本メーカーの高品質なSPコンデンサを採用。抵抗値を下げることで、結果発熱を下げ、より効率良く消費電力を使用し、ブーストクロックの伸びが良くなっていると謳う。
コメント