撮影以外にもAIを活用した便利な機能を搭載
ROG Phone 9 Proはカメラでの撮影以外でも、数多くのAI機能を搭載する。ROG Pohne 8でも利用できたAI壁紙は、いくつかの項目を選択して生成するだけで、自分だけのオリジナル壁紙が作成できる。


AIで音声の文字起こしをしたり、音声通話をリアルタイムに翻訳してくれたりする機能も搭載する。

AI通話翻訳は事前に相手側の言語と、自分側の言語を設定する必要がある。たとえば、ビジネスで良くかかってくる相手が英語圏の人の場合は、相手側を英語にすると相手が英語でしゃべるとリアルタイムに翻訳される。
もちろん、ややタイムラグがある。おそらく通信環境にもよるだろうが、AI通話翻訳が始まる際は、相手側に翻訳機能が動作していると機械音声でアナウンスされて、翻訳が開始される。相手が英語で話してからほんの数秒で日本語に翻訳された機械音声が流れる。
また、画面には英語と翻訳された日本語も表示されるため、翻訳に違和感を感じた場合は、翻訳前の英文を文字で確認できる。シンプルな英会話ならかなり高い精度だが、発音もしっかりしていないと、微妙な音声認識になることもあった。相手側にややゆっくりと喋って貰うよう伝えれば、大方理解できる会話になり役に立ちそうだ。
今後もアップデートが行われると思うので、精度向上にも期待したい。

新たに追加された画面上の画像や文字をかこってGoogleで検索できる「かこって検索」機能は、ホームボタンまたはナビゲーションバーを長押しして、調べたいものを指で選択したり、囲ったりするだけで使える。この機能はウェブサイトやSNS、ギャラリーで利用できる。

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