お知らせ内容をここに入力してください。リンクも貼れます

ベンチによっては初代から10倍の差!?ASUS、ゲーミングスマホ「ROG Phone 9 Pro Edition」と歴代5製品の性能を徹底比較

ゲームプレイで役立つ機能も充実

 ROG Phone 9には、ROG Phoneシリーズを踏襲するゲームプレイ中にオーバーレイできるゲームアシスト機能「Game Genie」も健在だ。「Game Genie」では、本機のモードを変更したり、ショートクリップや動画の録画、前述したAirTriggerの設定、ゲームプレイ中の着信拒否したりといった、さまざまな機能が使用できる。

Game Genieはゲームプレイ中、左右の上部からフリックすると表示できる。ゲームとして認識しているアプリでのみ利用できる。ゲーム以外のアプリでも使用したい場合は、「Armoury Crate」の「ゲームの管理」で有効にすると使える
モードも従来と同じく、電力消費を抑える「超省電力」、一般的な「ダイナミック」、最も高いパフォーマンスを発揮するオーバークロックモードの「Xモード」がある
スクリーンレコーダーによる録画機能も従来と変わらず備える
ゲームの表示範囲も3パータンで変えられる
ゲームプレイ中にブラウザなどをオーバーレイしてウェブ検索や動画視聴ができる「フローティングツール」も変わらず利用できる
クロスヘアも表示できる

 初代から比べるとGame Genieが縦UIから横UIに変わるなど、大幅に進化しているが、ROG Phone 8シリーズとほぼ同じ機能を踏襲。アップデートでROG Phone 8シリーズでも利用できるようになった機能などもあるが、ROG Phone 9シリーズでは、AI機能が追加または機能向上している。

 ROG Phone 9シリーズからは、機械学習を使用したマイクの音声から不要な音を除去し、クリアなボイスチャットを可能にする「AIノイズキャンセリング」が追加された。

 また、AIによる画像認識を使用した補助機能「X Sense」は3.0になり、ゲーム内でアイテムを自動で拾うなど以外に、ゲーム内キャラクターのスキルを自動で上げられるようになった。これは、MOBAなどのプレイ中にスキルアップが必要なゲームで活躍する。

 ただし、使用できるのは対応ゲームのみで、ゲームによって使用できる項目も異なる。たとえば、『原神』の場合は自動「ピックアップ」、「自動実行」、「会話スキップ」、「クイックエスケープ」が使用できる。

『原神』ではX Senseが使用できる

 同じく対応したゲームでのみ機能する「X Capture」も2.0にバージョンアップ。従来はゲーム内で相手に勝った瞬間などを自動的に録画していたが、レアキャラを引いた場合なども自動的に録画するという。

現状、対応するのは上記3タイトルのみ
『原神』では、ダンジョンに入ると自動的に録画が開始され、出ると録画が終了した

 

 ゲーム内に表示されたテキストを認識し、攻略情報などを検索できる「AI Grabber」も2.0となり、テキストが英語などの場合は、日本語翻訳も行なえるので、多言語でのコミュニケーションにも役立つと謳う。

AI Grabberでは、ゲーム内のテキストを範囲選択すると、素早く認識し検索候補を表示する
認識したテキストのウェブ検索などが素早くできる

 そのうえ、ROG Phone 9になってしれっと「PiPモード」が追加されていた。この機能では、ディスプレイのPiPと同じようにメイン画面の中に、モードを使用した起動中のゲームを表示させられる機能。

 たとえば、オートでゲームを動かして、その様子を確認しながらほかの作業をしたり、リズムゲームの視聴モードでライブ映像を見たりしながら、別のゲームをプレイするといった使い方が想定できる。

PiPモードでは、ホーム画面などに起動中のゲームを小さいウィンドウで表示できる

 さらに、ゲームプレイ中に誤動作を防ぐためのタッチして反応しないエリアを作る「ブロックタッチ」機能も追加されていた。

ブロックする領域は調整できる
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次