FSR 4:パフォーマンスではフレームレートも引き上げられる
使用できるのは対応タイトルのみだが、FSR 4のパフォーマンスモードでは、ネイティブに迫るグラフィックスでゲームを楽しめる可能性を感じられた。その画質に続けて、フレームレートも確認しておこう。
『モンハンワイルズ』、『Oblivion Remastered』ともにグラフィックス品質は「最高」を選び、FSR 4:パフォーマンス、レイトレーシング(LumenソフトウェアRT)高、フレーム生成(FG)を有効に設定。解像度は3840×2160ドット、2560×1440ドット、1920×1080ドットの3種類で、一定ルートを移動した際のフレームレートを「CapFrameX」(MsBetweenDisplayChangeを選択)で計測している。


今回採用した2タイトルの動作はかなり重いが、Radeon RX 9070 XT搭載ビデオカードでは、FSR 4:パフォーマンスを使用すると、4K高解像度でも100fps超えの余裕のあるフレームレートで満喫できる。
同グラフィック設定で、『Oblivion Remastered』を、たまたまテスト中だった4K QD-OLEDディスプレイ(100Hz駆動)で数時間プレイを楽しんだが、その画質だけなく、カクつきないスムーズな描画でのプレイ感は最高だった。
Radeon RX 9060 XTにも大いに期待だ
AMD最新アップスケーリング技術のFSR 4は、NVIDIA DLSSの画質に追いついたとも言える感じで、対応ゲームタイトルなら使わないと損だ。Radeon RX 9000シリーズは、同クラスのGeForce RTX 5000シリーズよりもコストを抑えつつ、高性能に期待できる。そのため、画質を維持しながら、フレームレートを伸ばせるFSR 4の魅力は高い。
特に記事執筆時点での機材(ドライバー提供)の関係で、ここでは試せなかったが、5万円台から選べるRadeon RX 9060 XT+FSR 4:パフォーマンスモードでのフレームレートは、大いに期待したいところだ。
©CAPCOM
© 2025 ZeniMax Media Inc. All Rights Reserved.
コメント