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PCにも熱さ対策を!目的に合わせて選べるAntec製ケースファンをチェック

文●藤田忠 編集●ハッチ

 今回はPCの彩りや、夏に向けたケース内エアフローの強化におすすめなPCケースファン2製品を紹介していきたい。

 まず紹介したいのは、ピラーレスPCケースで組んでいる、組む予定の人に超おすすめなアドレサブルRGB LEDを内蔵した120mmファン「Antec Connect 120 ARGB」シリーズだ。

「Antec Connect 120 ARGB」シリーズ

 最大のトピックは、ファンフレームの側面に連結用コネクタが用意され、ケーブル配線なしでデイジーチェーンを実現していることだ。多数のファンを搭載できるピラーレスケースでは、ファンの数が多いと配線の取り回しが面倒になるが、デイジーチェーンにより、そうしたちょっとした面倒ごとに悩まなくて済む。

「Antec Connect 120 ARGB」は、ファン軸部にアドレサブルRGB LEDを内蔵し、半透明なブレードで光りを拡散する仕様だ
ファンフレームの側面に連結コネクタを装備。配線不要で3基のファンを連結できる
連結は、コネクタ凹凸を合わせてはめ込むだけと簡単だ

 この連結ギミックだけではなく、ブラックとホワイトのカラバリに、映えるピラーレスPCを組むうえで欠かせない、リバースモデルもラインアップしている。リバースモデルなら、ピラーレスPCケースのフロントサイドや、ボトムに吸気方向で取り付けても、ファンのフレームにLEDライティングが邪魔されることがないのだ。

ホワイトモデルもラインアップするので、ホワイトコーディネイトでも選択肢にあがる
通常のファンブレード向きでは、Antecロゴ側から風を吸い込むようになっている
ファンブレードの向きが逆のリバースモデルは、風の流れが逆転し、ロゴ側から風が出る。フレームに邪魔されずにファンの光りを楽しめる

連結ファンで取り付けや配線がラクチン

 3基のファンをスムーズに連結接続でき、ケーブル1本でまとめて制御できるのは、組み立て時の配線が間違いなく、かなり楽になる。特にフロントサイド、ボトム、トップに3基ずつ、9基のLEDファンを搭載するピラーレスPCケースでは、そのメリットは非常に大きい。

フレーム連結部のカバーは、フレーム両端用の形状の異なるカバーが付属している
連結コネクタと接続するケーブル。PWMコネクタとアドレサブルRGB LEDヘッダーコネクタを備える。ケーブル同士のデイジーチェーン接続も可能だ
配線せず連結できるのは超楽。ケースへの取り付けも、3基まとめて行えるのも連結ファンの良いところだ

 「Antec Connect 120 ARGB」の基本スペックは、通常モデルとリバースモデルで異なっている。最大ファン回転数は通常モデルが800~1500rpm(±10%)、リバースモデルが800~1800rpm(±10%)。風量は最大65.8CFM、最大43.2CFM。静圧は最大1.7mmH2O、最大1.29mmH2O、動作音は最大28dBA、最大27.2dBAとなっている。

ファンフレームの四隅には、振動によるノイズなどを抑制するラバーパッドが備わっている
固定ネジは2種類で、各々計12個が付属している

「Antec Vortex Lum 360 ARGB」ともマッチ

 Antec製ピラーレスPCケース「Antec Constellation C8」に、「Antec Vortex Lum 360 ARGB White」とともに組み込んだが、ファンブレードで拡散される淡いLEDライティングは良い感じだ。

 「Antec Vortex Lum 360 ARGB」のラジエーターファンとも発光色はマッチするので、Antecでそろえて彩るのもおすすめだ。コスト面も優れており、連結ギミック、アドレサブルRGB LEDライティング、3基セットで4000円弱から5000円前後となっている。フロントサイド、ボトム、トップに計9基搭載しても、1万5000円で収まるのはうれしいところだ。

軸から光りが淡く拡散する
「Antec Vortex Lum 360 ARGB」のラジエーターファンとも違和感なくマッチする

 コスパ良くPCケースのエアフローと彩りを強化できるうえ、組みやすさも優秀な「Antec Connect 120 ARGB」シリーズは、今買いのケースファンのひとつにあげられるだろう。

高速回転、高風量ファン「Antec NOVA 120」

 今回紹介するもうひとつのPCケースファンは、高スペックが魅力の「Antec NOVA 120」シリーズだ。

今回使用したのは、PWM対応120mmケースファンの「Antec NOVA 120」の3個パックとなっている「Antec NOVA 120-3PK」だ。実売価格は8800円前後

 「Antec NOVA 120」は最大3200rpmの高速回転で、最大95.32CFMの大風量を実現したPWM対応のハイエンド120mmケースファンだ。金属製シャフトや、工業用LCP樹脂を採用したフレームに、金属製ネオジム磁石採用の流体軸受けベアリングで高い耐久性を実現している。

シンプルなデザインの「Antec NOVA 120」

 高剛性素材を採用することで、9枚のブレードとフレームの間はわずか0.5mmに抑えられている。これにより空気の激流を防ぎ、最大6.56mmH2Oという高い静圧を実現している。さすがに最大回転での運用するとそれなりに音はするが、回転数は300~3200rpmに対応と広く、付属のファンコントローラーを使うことで、手軽に回転数をL/M/Hの3段階に調節できる。

フレームとブレードには、ハイエンドファンでおなじみのLCP樹脂(液晶ポリマー)が採用されている
四隅のフレームは凹凸あるデザインを採用。これにより、共振やノイズを大幅に低減している
四隅にはラバーパッドも備わっており、共振を抑制する。高速回転での運用も大丈夫だろう
魅力あるスペックとなっている
PWM 4ピンケーブルは短く、デイジーチェーン接続に対応する
ファンコントローラー。3基パックには、2つのコントローラーが付属している
回転制御はH:400~3200rpm(±10%)、M:350~2400rpm(±10%)、L:300~1500rpm(±10%)の3種類

 ハイエンドと言えるスペックながら、価格は1基あたり3000円前後と手ごろで、カラバリにホワイトモデルを用意しているのが、うれしいポイントだ。

 LEDライティングの彩りよりも、ケースの吸排気バランスを整えたい、空冷CPUクーラーや、水冷ラジエーターに付属するファンの強化にチャレンジしたい!など、高風量、高静圧なファンが欲しい人は、「Antec NOVA 120」を選ぶのが良いだろう。

1基パックモデルのみだが、同スペックでホワイトモデルも用意

 ちなみに、今回使用した「Antec Connect 120 ARGB」と「Antec NOVA 120-3PK」は、LevelUp Logy一周年記念の52週連続プレゼントキャンペーンとして、代理店のリンクスインターナショナル様から1個ずつプレゼントとして提供して貰っている。2025年5月●日にて本商品の紹介生放送を実施し、その際応募に必要なキーワードが公開される予定だ。ぜひとも応募して欲しい。

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