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知らないなんてもったいない!ゲーミングPCのトレンド“フレーム生成”は何がすごいのか、「Legion Pro 7i」で検証

WQHDでも120fpsを超える高い性能を発揮

 続いて性能面についても見ていきます。今回検証したモデルのスペックは、以下の通りです。

 CPUはインテルのゲーミングノートPC向けハイエンドの「Core Ultra 9 275HX」を搭載。メモリーは32GB、ストレージは1TBとなります。今回の検証機はGeForce RTX 5080 Laptop GPUを搭載していますが、RTX 5090やRTX 5070 Tiを搭載したバリエーションもあります。

 ベンチマークとして、まずは「PCMark 10」を試してみます。ウェブブラウジングやオフィスアプリ、写真や動画などのデジタルコンテンツ編集といった作業の快適性を計ることで、一般的な用途全般のスコアを算出してくれるテストです。

PCMark 10のスコア。以降のテストも含め、電源モードは「最適なパフォーマンス」で計測しています

 UL Solutionsの公式ガイドでは、「Essentialsスコア:4100以上」、「Productivityスコア:4500以上」、「Digital Content Creationスコア:3450以上」をそれぞれの作業における推奨値としていますが、ゲーミングモデルだけあって、その辺りは軽々クリアしています。ゲーミングPCとしても、9000を超えるスコアは非常に高いパワーを持っていることを示しています。

 それでは、肝心のゲーミング性能を検証してみましょう。基本的なグラフィックの描画性能の指標となる「3DMark」のスコアは以下の通り。

3Dmarkにおける各テストのスコア

 ノートPC向けのGPUは、消費電力や熱設計からデスクトップ向けと比べてパフォーマンスを出すのは難しいのですが、前世代のデスクトップPC向けミドルクラスGPUに匹敵するクラスのパフォーマンスを発揮。特に高負荷な「Steel Nomad」「Port Royal」「Speed Way」といったテストで強みを見せています。

 ではこれがどのくらいのゲーム性能になるのか、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」で検証。内蔵ディスプレイの解像度に合わせたWQHD解像度、グラフィック設定は最高品質でテストします。

フルHD(1920×1080ドット)、グラフィック品質「最高品質」、フルスクリーンモードで計測したスコア
WQHD(2560×1440ドット)、グラフィック品質「最高品質」、フルスクリーンモードで計測したスコア

 ログを見てみると、フルHDでは平均フレームレート182fps、最低フレームレート69fps。WQHDでは平均フレームレート139fps、最低フレームレート69fpsでした。スコアにも現れていますが、設定を最大にしても、本作ならかなり快適にプレイできるパワーがあります。

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