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知らないなんてもったいない!ゲーミングPCのトレンド“フレーム生成”は何がすごいのか、「Legion Pro 7i」で検証

文●タカフグ 編集●ハッチ

 ゲーミングPCというと、一般的にはデスクトップPCのイメージが強いかと思います。しかし一方で、ゲーミング向けのノートPCも、場所を取らず片づけられるなどのメリットがあるため、一定の需要があります。

 2025年に入り、そんなゲーミングノートPC市場でも新たな変化が訪れました。NVIDIAの最新GPUである「GeForce RTX 50シリーズ」が登場したことです。ゲーミングPCにおいてパフォーマンスの核となるGPUですが、その世代交代はパフォーマンスが大きく向上するタイミングと言えるでしょう。

 RTX 50シリーズ最大の特徴は、なんといっても「マルチフレーム生成」という機能。これはAIの力を用いてゲームのフレームレートを大きく引き上げる機能です。デスクトップPC向けのビデオカードでも使用できますが、熱設計や消費電力的にハードウェアに制限があるノートPC向けのGPUでは、恩恵も大きいはず。

 今回は、そんな最新世代のGPUを搭載したゲーミングノートPCのひとつ、レノボ「Lenovo Legion Pro 7i Gen 10」(以下、Legion Pro 7i)をレビューし、ゲーミング向けの最新機能についてご紹介します。

240Hzの有機ELディスプレイを備えた高性能ノートPC

Lenovo Legion Pro 7i Gen 10(型番:83F5CTO1WWJP4)。直販価格は59万7740円

 デスクトップPCとノートPCの大きな違いと言えば、ディスプレイを搭載しているため単体で動作できる点。 特にゲーミングPCでは、高いリフレッシュレートを持つゲーミングディスプレイを用意したいところですが、ハイエンドのゲーミングノートPCではデフォルトで高性能なディスプレイを搭載しているものもあります。

 Legion Pro 7iもそうしたモデルにあたり、16インチの240Hzディスプレイを標準で搭載しています。しかも、パネルは有機EL(OLED)。

 有機ELは、従来の液晶パネルと比べて色鮮やかな映像を表示できるほか、応答速度も高速なものが多いです。リフレッシュレートが滑らかな映像を表示できる能力とすれば、応答速度は映像のブレや残像を抑える能力と言えます。どちらもゲームにおいて重要なポイントです。

鮮やかな色彩を表現できる有機ELパネルを採用し、リフレッシュレートもゲーミングに適した240Hz。表面は光沢仕様です
画面上部には、500万画素のウェブカメラを搭載しています

 本機のディスプレイは、応答速度が1ms。色の表示能力の指標となる色域は、DCI-P3 100%となります。「DisplayHDR True Black 1000」に準拠し、HDRコンテンツも美しく表示できます。

 解像度は2560×1600ドット。一般的なディスプレイのWQHD(2560×1440ドット)と比べて、本機のディスプレイは最近のビジネス向けノートPCで増えている、縦の比率が少し大きくなっています。これはウェブページなどを読む際、下に表示できる領域が広いため読みやすいなどの利点があります。解像度設定が柔軟に行えるゲームなら、縦の視野を広げることも可能です。

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