文●ハッチ


天空は日本ブランド初を謳うゲーム機型PC「TENKU LUNA(ルナ)」を5月30日に発売すると発表した。本製品はCPUにAMD「Ryzen 7 7840U」を搭載し、リフレッシュレート120Hzの7インチ(1920×1080ドット)ディスプレイを備える。本日、5月16日に東京・秋葉原にあるハイビーム秋葉原にてメディア向けの発表会があったので、実機の様子などをお届けしたい。

Zen 3ベースのCPUを搭載しながら8万円台とお買い得
搭載するCPUは2年前に発売された「AYANEO AIR 1S」や「AOKZOE A1 Pro」などと同じとやや型古だが、メモリーを32GBと搭載し、ストレージが1TBのモデルなら8万6900円と、10万円切りというお買い得な価格に抑えられている。
近年ゲーム機型のPCは、どんどんラインアップが増えているが、2022年にストレージ512GBモデルで9万9800円だったSteam Deckが東京ゲームショウに出展されたことで、その認知度が広がった。
現在、Steam Deckはストレージが1TBでディスプレイがOLEDのモデルが9万9800円。解像度がSteam Deckの1280×800ドットよりも高画質で、CPU性能も上と考えれば、有機ELの分を差し引いても「TENKU LUNA」はお買い得だ。

インターフェースとしてUSB 4を上下に1つずつ搭載し、どちらもeGPUボックスに対応していることもあり、同社は本体のみのストレージ違いと、AMD Radeon RX 7600M XTを搭載するAYANEO社のeGPU機能付きドッキングステーション「AYANEO Starship Graphics Dock AG01」とセットになったモデルの予約を開始している。


コメント