手厚いサポートでPC自作初心者も安心・安全!
「自作パソコン組立イベント」は2階、テクニカルサポートセンター横にあるセミナールームにて実施されていた。基本はパーツの説明から、必要な工具の紹介まで、本当にパソコンの組み立てが初めて、という人向けに丁寧に作られた動画が大型ディスプレイに流され、それを見ながらパソコンの組み立てを行なっていく。

とはいえ、重要な箇所はPCの組み立てに詳しい店舗スタッフが丁寧にフォローしてくれるので安心だ。取材した日は親子が1組、男の子が1人と、年配の女性1人と、計3組が参加していた。
親子で参加していれば、少し力のいる作業はお父さんも手伝ってくれるが、小さいお子さん1人だと、ちょっと堅いパーツの取り付けは苦戦するところ。しかし、そのような時は、スタッフが声をかけたうえで代わりに行ってくれるなど、フォローが手厚いため安心だ。

少し重くて大きいPCケースを箱から取り出す際も、スタッフが取り出しやすい方法を教えながら手伝ってくれるので、何も困ることはない。
安全性を考慮して静電気防止手袋なども用意され、必要に応じて使うなど、安全面の配慮も抜かりない。CPUの取り付けの際など、手袋がソケットのピンに引っかかってしまう可能性がある作業などでは、外した方が良いと細かいアドバイスもあり、パソコン⾃作のお⼿本となる作業をしっかりと学ぶことができる。
工具類も用意されているので手ぶらで参加できる
また、静電気防止手袋以外に、ドライバーやニッパーなどの工具も用意されているため、手ぶらで参加できるのでラクチンだ。パソコンを組み⽴てる際、CPUクーラーによっては、柄が⻑いドライバーでないとネジ⽌めが困難な製品であったり、SSDのヒートシンクを外す際に、軸径が⼩さいドライバーも必要になるケースがあったりし、自宅で対応する場合には、それらの工具を用意する必要がある。
そんな煩わしさもなく、何か必要なものがあれば、店舗なのですぐに⽤意してくれる点も本イベントのメリットだろう。

初めてでも完成品クオリティーでPCが組める
当たり前のことだが、PCパーツも少しづつであるが変わってきていて、昔よりも壊れづらく、そして組み立て易くなっている。そのため、マニュアルを読まなくてもコネクターの形状を見て適当に作る人もいるし、実際にそれでも動いてしまう。
しかしながら、一度購入したら3年、5年と長く使い続けるので、できるだけ丁寧に綺麗に、不備なく作りたいところ。そのため、どうしたら均等にネジ止めして偏ることなくパーツを接続できるか、ケーブルをいかに綺麗にまとめられるか、といったことも本イベントに参加したら学ぶことができ、店舗で売られている完成品クオリティーに近いPCが組み立てられる。

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