文●いちえもん 編集●ハッチ

「FROMSOFTWARE GAMES EVENT Spring 2025 in TOKYO/OSAKA」は、東京と大阪の会場にてフロム・ソフトウェアの新作タイトルを試遊できるスペシャルイベントだ。
新作タイトルのプレゼンテーションや試遊体験、アートワークやコンセプトデザイン画の展示、グッズ販売など、フロムファンを満足させるコンテンツが多数用意されていた。
筆者は5月6日の東京会場(大手町プレイス ホール&カンファレンス)を取材したが、当日は予想以上のファンが来場。SNSでトレンドに入るほどの盛況を博していた。「さすがはフロム!」と言わんばかりの盛り上がりに驚く筆者であった。
本稿では、東京会場で開催されたプレゼンテーションと試遊会場のレポートをお届けしたい。

『ELDEN RING』の新防具やトレントの見た目変更機能もお披露目
ゲームタイトルプレゼンテーションでは、『ELDEN RING(エルデンリング)』の追加コンテンツと、5月30日に発売予定の協力型サバイバルアクション『ELDEN RING NIGHTREIGN(エルデンリング ナイトレイン)』を取り上げた。フロム・ソフトウェアの北尾泰大氏が登壇し、発売が迫る新作タイトルの魅力を解説した。

2022年2月25日に発売されたELDEN RINGは、オープンワールド要素を採用したアクションRPGだ。神話的世界を自由に探索できるほか、「ダークソウル」シリーズさながらのスリリングな戦闘、考察がはかどるストーリーなどが特徴となっている。
本編に加えて2024年6月21日に発売されたダウンロードコンテンツ『SHADOW OF THE ERDTREE』も好評で、どちらも世界中の”褪せ人(あせびと)”たちの心を鷲掴みにした。MCの荒木美鈴さんが「ELDEN RINGの世界累計出荷本数が3000万本を突破した」という話題を出すと、会場から盛大な拍手が沸き起こった。


最初に行われたプレゼンテーションのテーマは、ELDEN RINGの追加コンテンツ。主なトピックは、2025年内に発売予定のNintendo Switch 2向けソフト『ELDEN RING Tarnished Edition』だ。
本作は、ELDEN RING本編とダウンロードコンテンツ、そして新防具や霊馬トレントの見た目を変更できる機能を追加したオールインバージョンとなっている。有償になるが、新防具とトレントの見た目などは他のプラットフォームでも利用可能になるという。


北尾氏は、新要素である新防具とトレントの見た目について解説を行った。新たなに追加される防具は4種類、トレントの見た目は全部で3種類。北尾氏の実機プレイで、トレントの見た目や防具を一部だけ披露してくれた。


新防具の追加にともない、新たな素性(キャラクターベース)として「イデスの騎士」と「重装騎士」が追加されるという。北尾氏によれば、新しい戦技も追加されているそうだ。どの情報もかなり魅力的な内容で、ファンたちが「おぉ!」と驚きの声を発するほどだった(筆者も驚きの声を発したファンのひとりである)。



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