文●藤田忠 編集●ハッチ

ニトロプラスとNetEase Gamesがタッグを組んだ2.5D横スクロールアクションゲーム『Rusty Rabbit』は、思わずモフりたくなるウサギたちが、人類が遺した遺跡を探索するといったストーリの探索ゲームだ。
ニトロプラスの第一作ゲーム『Phantom -PHANTOM OF INFERNO-』や、電波系三大ゲームと言えるだろう『沙耶の唄』(手塚治虫氏の「火の鳥」がモチーフ)に、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』、『PSYCHO-PASS サイコパス』などの脚本を手がけた虚淵 玄さんが原案と脚本を担当しているのもポイントだ。



キュートなうさぎたちに命を吹き込むボイスキャストも超豪華。主人公のおっさんウサギ『スタンプ』の黒田崇矢さんをはじめ、ファイルーズ あいさん(アナ)や、鬼頭明里さん(レッキス)、安元洋貴さん(ルーカス)、堀内賢雄さん(バウアー)など、アニメやゲーム、洋画の吹き替えでおなじみのキャストがズラリと並んでいる。

ROG Allyでおっさんウサギと探索だ!
採掘ロボットで道を切り開くメトロイドヴァニア要素も楽しいが、モフりたくなるキャラたちと、気になるストーリー、魅力あるボイスと大いにハマっている『Rusty Rabbit』を、ASUSのポータブルゲーミングPC「ROG Ally(RC71L-Z1E512)」でプレイしてみた。


『Rusty Rabbit』は、GeForce RTX 5060 Tiのレビュー速報でも、そのパフォーマンスをチェックしているが、WQHD解像度で平均フレームレートは70fps台だ。レイトレーシング対応なのもあり、最高画質での負荷はメトロイドヴァニア系ゲームとしては、高めだろう。
ROG Ally(RC71L-Z1E512)では、まず各種設定を「低」まで下げてプレイしてみたが、残念ながらゲームの雰囲気が、かなりダウンすると感じた。フレームレートに余裕があったので、ここでは「中」をベースにプレイすることにした。



1600×900ドットで60fpsプレイを狙える
フレームレートは、序盤ダンジョン内を一定ルート移動した際を、「CapFrameX v1.7.5 beta」で記録した。

すると、解像度1920×1080ドットでも1% Lowは30fps超えを記録。ちょこちょこ入るカットシーンでスタッタリングを感じたが、30fpsを維持できればダンジョン探索は、スムーズに楽しめた。さらに解像度を1600×900ドットに下げることで、平均フレームレートは60fpsに達している。
『Rusty Rabbit』は、ROG Ally(RC71L-Z1E512)で、フルHDプレイを楽しめると言えるが、フレームレートを爆上げするAMD Fluid Motion Frames 2(AFMF 2)を試してみた。
AFMF 2を効かせて1時間ほどプレイを楽しんだが、フレームレートは問題なく伸び、ゲームも安定動作していた。プレイ中のフレームレートをAMD Software:Adrenalin Editionのロギング機能で記録し、後半約10分間のフレームレートを抽出した。


フレームレートはマップ表示時などに100fpsを超えるが、ダンジョン探索中はおおむね60~80fps前後となっている。プレイ感もスムーズで、サクサクと進められた。
ROG Allyでおっさんウサギの物語を楽しもう

ROG Ally(RC71L-Z1E512)で、まったりゆったり楽しむことができる『Rusty Rabbit』。
スタンプと娘!の親子の物語に、いかにも何か隠していそうなネザーランド(CV:速水 奨さん)、ストーリーにまったく関係ないクラシックカーのレストア語りなど、演出はさすが虚淵 玄さんの原案、脚本だ。ゲームやアニメなどで虚淵 玄さんのストーリーテリングに惹かれたことがある人は、是非ともプレイしてみよう。
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