スター・ウォーズの新作VRゲームは、見下ろし型のポッドレース!?
Vader ImmortalとStar Wars: Tales from the Galaxy’s EdgeはMeta Questで販売済みだが、Star Wars: Beyond Victory – A Mixed Reality Playsetは現在開発中の新作となる。筆者が体験したのは、世界初披露のStar Wars: Beyond Victory – A Mixed Reality Playsetのデモ版だ。
Meta Quest 3のヘッドマウントディスプレイを装着し、いざ試遊開始。


Metaが3月28日に発表したブログによると、Star Wars: Beyond Victory – A Mixed Reality Playsetは、映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の時代を舞台にしたMeta Quest 3/3S向けタイトルだそうだ。
仮想現実(VR)と複合現実(MR)をミックスさせたアドベンチャー、『スター・ウォーズ エピソード1/ ファントム・メナス』でおなじみの「ポッドレース」が楽しめるという。

仮想現実(VR)と複合現実(MR)をミックスさせたアドベンチャー、『スター・ウォーズ エピソード1/ ファントム・メナス』でおなじみの「ポッドレース」が楽しめるという。
裏社会といえば『スター・ウォーズ:無法者たち』を思い出す。筆者としてはスター・ウォーズの裏社会に興味があるので、序盤の段階ではかなりの好感触だった。


後半は、MRを駆使したポッドレースのパート。現実の空間にバーチャルホロテーブルが表示され、見下ろしの視点で熾烈なレースを体験できた。
バーチャルホロテーブルを俯瞰しながら、2つのコントローラーで乗り物を操縦する。スピードはブーストで上げ、障害物は回避が可能。乗り物の速度が速いためコーナリングに苦労したほか、マップが表示されないので、ルートを見失うこともしばしば。見下ろし視点のレースゲームに慣れていないせいか、操作に戸惑うこともあったが、慣れたら支障なく楽しめるようになっていた。
一人称視点で乗り物を操縦するゲームだったら、すさまじい疾走感と画面の激しい動きにより酔ってしまうこと請け合いだ。少なくとも筆者は、絶対に酔う。そう考えると、見下ろし型を採用したのは英断だったと言える。VR酔いに悩まされることなく、ボードゲームの感覚でポッドレースに集中できた。


デモ版をしてみて、筆者はMeta Quest 3のMR技術を活用したゲーム性に驚いた。現実とバーチャルリアリティを融合させた、新次元の遊びと言えよう。
筆者は”新しいもの”が好きで、未体験の面白さを味わうと無意識に「おお!」と声を出す癖がある。恥ずかしいながら、Star Wars: Beyond Victory – A Mixed Reality Playsetを試遊中、何度も「おお!」と歓喜の声を出してしまっていた。喜ばしいリアクションだ。
シンプルなレースゲームもそうだが、筆者の心を射抜いたのはスター・ウォーズの世界観にマッチしたMR体験だった。Meta Quest 3がほしくなった筆者である。
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