高解像度で美麗な美少女との恋愛を楽しむならRadeon RX 9070は必須か!?
ちょっと変わり種として紳士に注目されていた「DEAD OR ALIVE Xtreme」シリーズ初の恋愛アドベンチャーゲーム『Venus Vacation PRISM – DEAD OR ALIVE Xtreme』(以下Venus Vacation PRISM)も、3D表現なのでどれぐらいのビデオカードで動作できるのか気になる人もいるかと思ったので取り上げてみた。
画質の設定は「最高品質」で、アップスケーリングが「AMD FSR 2」の「Ultra Quality」にしてフレームレートを測定した。


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『Venus Vacation PRISM』は、最大フレームレートが60fpsのため、Radeon RX 9070だとWQHD以下はほぼ60fpsで動作している。3Dキャラクターが動作しているシーンが長く続くわけではなく、数分の会話が終わるとシーン切り替えの暗転があり、一枚絵で携帯のやり取りのシーンなどが挟まれるため、最低フレームレートは急に落ちることもある。そのため、最低フレームレートはあまり当てにならない。
4K解像度でもRadeon RX 9070 XTとRadeon RX 9070では、ほぼフレームレートに差はなく、快適度は同じと言えるほど。Radeon RX 7600は、4Kだとかなり動作が重くなりゲームプレイが困難で、WQHDでも動作の重さはある程度解消されたものの、やはりところどころもっさりとしている。
そのため、数値以上にゲームを常時快適にWQHD以上の高解像度でプレイしたいなら従来のミドルクラスのGPUでは厳しそうなので、Radeon RX 9070シリーズは望ましいと言えそうだ。
『FF7リバース』は4Kでも84fps以上で動作
「FINAL FANTASY VII」シリーズのリメイク3部作の2作目『FINAL FANTASY VII REBIRTH』も今年の1月に発売されたばかりで、1作目よりも若干重くなっているとのことなので、フレームレートを測定してみた。
フルスクリーンには対応しているが、フルスクリーンにすると解像度がグレーアウトし、どうにも事前に解像度を下げてもフレームレートが上がらないこともあったので、グラフィックプリセットは「高」にしてウィンドウモードでフレームレートを測定している。


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『FINAL FANTASY VII REBIRTH』もそこそこ重いのか、Radeon RX 7600だと4K解像度で平均こそ32.6fpsと30fpsを超えているが、最低フレームレートが11.5fpsと低く、画面のカク付きが目立った。
Radeon RX 9070は平均84.4fpsと高く、最低フレームレートもやや30fpsを下回る27.2fps。長時間プレイしているとたまに画面がカク付くシーンがあったが、そこそこ快適にプレイできている。ただし、本作はRPGとはいえアクション性が高く、任意に防御や回避を行なう必要があるため、より滑らかな動作で遅延なく遊びたいならWQHDに解像度を落とした方が良さそうだ。
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