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売れ行き絶好調Radeon RX 9070は何を買えば良い?シリーズごとの特徴や裏話をASRockの原口氏に直撃!9070 XTと無印の性能差もチェック

Black Ops 6は4Kでも90fps以上で動作

 今度はゲーム内にベンチマーク機能を搭載した最新ゲームで比較したい。まずは、人気FPSシリーズの最新作でいち早くFSR 4に対応した『Call of Duty: Black Ops 6』のベンチマーク機能を使用して性能を比較。

 グラフィックのプリセットは最上位の「極限」にして、Radeon RX 9070シリーズはアップスケーリングで「AMD FSR 4」、Radeon RX 7600は「AMD FSR 3」を選択し、フレーム生成を有効にして計測している。

『Call of Duty: Black Ops 6』の設定

© 2024-2025 Activision Publishing, Inc. ACTIVISION、CALL OF DUTYおよびCALL OF DUTY BLACK OPSはActivision Publishing,

 Radeon RX 9070 XTは4K解像度でも平均101fps、最低55fpsと120と60fpsの間を推移し、概ね快適に動作している。とはいえ、144Hz以上のディスプレイをフルに活用するなら、画質設定を調整するか、解像度をWQHD以下に抑えておくのが無難だ。

 Radeon RX 9070は、平均フレームレートこそRadeon RX 9070 XTと10fps以下ほどの差しか付いていないが、WQHD以上だと最低フレームレートで10~15fpsくらいの差が付いている。明らかなカク付きの多さを体感できるほどではないが、確かな差があることが分かる。

 Radeon RX 7600もWQHDで平均65fps、最低40fpsと最低フレームレートが30fpsを超えているので、WQHDでもカジュアルに遊べそうなのは立派だ。フルHDなら高リフレッシュレートのディスプレイを活かせる動作で遊べるだろう。

アサクリシャドウズは4Kでも120fpsが狙える!

 「アサシンクリード」シリーズ最新作の『アサシンクリードシャドウズ』もゲーム内ベンチマーク機能を搭載しているので取り上げてみた。画質のプリセットは「高」で、「AMD FSR」の設定は「クオリティ」にし、フレーム生成も有効にしてベンチマークで測定している。

『アサシンクリードシャドウズ』の設定

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 『アサシンクリードシャドウズ』は、Radeon RX 9070 XTとRadeon RX 9070とで、4K解像度だと最低フレームレートでほぼ差がなく、平均フレームレートは約120fpsと滑らかな動作が実現できている。

 WQHD以下だと、フレームレートの差は広がるが、それでも『Call of Duty: Black Ops 6』ほどの差は出ていない。『Call of Duty: Black Ops 6』よりは、やや軽めといった印象だ。

 Radeon RX 7600も4K解像度で平均30fpsと、数値上はカジュアルに遊べそうな数値だが、ベンチマークソフトではなく実ゲームでのプレイでは、やや画面がカク付くこともあったので、画質設定は見直すべきだろう。

 4K解像度での動作は、『Call of Duty: Black Ops 6』よりも高いフレームレートを示していたが、解像度を落とした場合のフレームレートの上がり幅は『アサシンクリードシャドウズ』の方が少ない。しかしながら、Radeon RX 7600でも画質設定次第ではWQHDで遊べそうだ。

『The First Descendant』が4Kでも75fps以上で動作

 ここからは、実ゲームのプレイ中のフレームレートをCapFrameXで測定して動作を見ていきたい。数値は平均と、最低フレームレートとして1% Low Avgを参照している。また、基本垂直同期はオフにして計測しているが、後述する『FINAL FANTASY VII REBIRTH』は画面同期技術がオフがにできないので、VSync設定で測定している。

 前述したタイトルよりは少し重いゲーム、長く遊べるTPSとして『The First Descendant』をピックアップしてみた。グラフィック品質は最高設定の「ウルトラ」とし、FSRは「Native AA」、フレーム生成を使用して「ヴォイド迎撃戦」で「グレイブ・ウォーカー」との戦闘中のフレームレートを計測している。

『The First Descendant』の設定

© NEXON Korea Corp. & NEXON Games Co, LTD. All Rights Reserved.

 Radeon RX 7600と前世代のビデオカードだと、4K高解像度で平均13.8fpsと画面がガクガクしてプレイに耐えられない動作になっている。その一方で、Radeon RX 9070では平均75.3fps、最低フレームレートも43.7fpsと平均こそRadeon RX 9070 XTに7fps以上の差を付けられているものの、遊べなくはないフレームレートで動作していた。

 もっとも『The First Descendant』は、メインのミッションでは複数の敵が数多く出現し、ワイヤーアクションなどで滑らかな動作がないと酔いを感じることもあるので、4Kでも動作の重さを若干感じるようならWQHD以下にするなどの見直しは必要そうだ。

 Radeon RX 7600は、4KやWQHDだとゲームプレイが困難ではあるが、フルHDでなら平均78.8fps、最低も49.5fpsとまずまずの動作でゲームがプレイできるので、高解像度を求めなければ十分快適に遊べそうだ。

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