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マルチフレーム生成対応でRTX 4060の買い替えとして魅力的!?GeForce RTX 5060 Tiレビュー速報

『FF14』は4Kでも平均70fpsで動作!

 次に実ゲームベンチの定番ソフトである『ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー』のベンチマークソフトの結果をみたいきたい。

 グラフィック設定プリセット(画質に関わるプリセットは図版では「画質」で統一)は「最高品質」、グラフィックスアップスケールタイプは「NVIDIA DLSS」とし、適用するフレームレートのしきい値はデフォルトの「60fpsを下回った時に適用」を選択している。ベンチマークはフルスクリーンで測定している。

『ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー』ベンチマークの設定

 4K高画質では、RTX 5060 TiとRTX 4060 Tiのスコア差は約100ほどと少なく、平均フレームレートは約2fpsと誤差程度しか差がなかった。とはいえ、最低フレームレートで10fpsほど差が生まれている。また、1万5000越えの最高評価ではなかったものの、1万は超え「快適」評価は出ている。

 今回時間がなかったので、この検証は1回しか行っていないため、WQHDの結果では最低フレームレートでRTX 5060 Tiが負けてはいる点はランダム要素によるものと度外視したい。

 しかしながらも、WQHD以下の平均フレームレートは10~20fpsと広がり、負荷が低くなるほどにRTX 5060 Tiの方が余裕を見せている。

 120fps以上の高フレームレートが必要なFPSやレースゲームとは異なるので、4K解像度もベンチマークの結果だけみれば、十分遊べそうだがスタッタリングなどが目立つようならWQHD以下にするなど画質調整をするとよいかもしれない。

『モンスターハンターワイルズ』はWQHDなら高解像度テクスチャ&最高設定でも80fps超え

 ダウンロードコンテンツが配信されて、まだまだ人気が高い『モンスターハンターワイルズ』のベンチマークソフトの検証結果も確認したい。DLCの「高解像度テクスチャ」を有効にしたうえで、グラフィックプリセットは「ウルトラ」で、NVIDIA DLSSを選択し、アップスケーリングモードは「クオリティ」、フレーム生成はONにして、レイトレーシングも「高」設定にして測定してる。

『モンスターハンターワイルズ』ベンチマークソフトの設定

 4K解像度ではスコアが1万を少し超えるほどで、平均フレームレートも59.1fpsと、数値だけ見ればまずまずのように思えるが、評価としては「設定変更を推奨します」となっている。

 しかし、WQHDでは平均フレームレートが83.44fpsになり、「快適にプレイできます」評価となっている。一方で、画質が「ウルトラ」でレイトレーシングも「高」設定にしていると、ビデオメモリーが圧迫するので、RTX 4060 TiはフルHDですらスコアが1万を超えず、設定変更評価となっている。

 『モンスターハンターワイルズ』は、公式がSNSでも「高解像度テクスチャ」を有効にした場合は、VRAMが16GB以上が望ましいと表明している。環境によっては16GBでもモンスターのテクスチャが崩れるといった報告も上がっているので、スコアだけを鵜吞みにはできないが、RTX 5060 TiであればDLSSを使用することで、前世代モデルよりは快適にゲームがプレイできるようだ。

 『モンスターハンターワイルズ』の一般的な推奨スペックは、GeForce RTX 4060なので、画質を落とせばRTX 4060 Tiでもゲームプレイは可能だが、これからも新しいDLCで『モンスターハンターワイルズ』を快適に遊びたいなら、RTX 5060 Tiを選んだ方がよいだろう。

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