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背面コネクタ設計のマザーボードに対応・組みやすさ抜群の広々レイアウトがいいピラーレスケース!MSI「MAG PANO 100R PZ」の使い勝手を徹底検証

乱雑なケーブルが消える!MSI PROJECT ZEROに対応

 「MAG PANO 100R PZ」は、LEDパーツを満載した映えるPCを組む際のハードルとなる乱雑なケーブル配線問題をサクッと解決できるMSI PROJECT ZEROに対応している点もトピックのひとつだ。

今回はMSI PROJECT ZERO対応の「Z790 PROJECT ZERO」を使用した。ラインアップは多くないが、化粧箱の記載で確認できる

 MSI PROJECT ZEROは、ATX24ピンコネクタなどを背面に実装した背面コネクタ設計のマザーボードと、対応ケースによる外観の美しさと初心者にも優しいDIYフレンドリー設計を重視したMSIが提唱するシリーズ。

 背面コネクタ設計のマザーボードは、まだラインアップが少ないが、背面で各種ケーブルの配線を行うことで、ガラスサイドパネルから見える面は、ケーブルの少ない、すっきりとした仕上がりになる。

 もちろん、 「MAG PANO 100R PZ」は背面コネクタ設計ではないマザーボードでも使用できる。そのため、今はラインアップ豊富な従来規格のマザーボードで組み、将来的に美しい外観や、スムーズなエアフロー、背面で簡単に配線できるなど良いことずくめの背面コネクタ設計のマザーボードで組むこともオーケーなのだ。

「Z790 PROJECT ZERO」は、電源コネクタやPWMファンコネクタ、USBヘッダーピンなどといった主要な端子を背面に実装
コネクタがPCケース背面にあるため、乱雑になりがちなケーブル配線をすべて隠せるわけだ
MSI PROJECT ZEROマザーボードで組むと、表面は超スッキリする

隅々まで文句なしの「MAG PANO 100R PZ」

 PCケースは、CPUやマザーボードなどのチップセットの変更に影響されず、長~く使い続けられる。「MAG PANO 100R PZ」も、背面コネクタ設計のマザーボードに対応しているだけでなく、多種多様なパーツ構成に対応できる優れた拡張性が備わっている。

 ゲーミングで最も大事なビデオカードのカード長は、現在最高峰GPUのGeForce RTX 5090を搭載した「GeForce RTX 5090 32G SUPRIM SOC」などを、余裕を持って搭載できる380mmまでのカードに対応している。冷却の要となるファンは、最大10基の120mmファンを搭載でき、ラジエーターもトップ、ボトム、サイドに最大360mmサイズを取り付けられる。

側面ガラスパネルを外した状態。広々とした内部スペースを持っている。フロントサイドには、120mm×3または140mm×2ファン、120mm/240mm/360mmサイズラジエーターを搭載できる
フロントサイドには、リバースブレードのファンが取り付けられている。吸気向けに取り付けても、ファンフレームに邪魔されるに発光を楽しめる
MSI PROJECT ZEROに対応するため、マザーボード固定部にはスリットが豊富だ

 ストレージベイも2.5インチ×3に加えて、大容量HDDを取り付けられる3.5インチ×2(2.5インチ×2と排他)を搭載と、スペックをザッとみるだけでも、高い拡張性が備わっている。

メッシュ仕様の右サイドパネルを外した状態。ストレージベイを兼ねたケーブル隠しが備わっている
ボトムの2.5インチストレージベイ。カバー部は、2.5インチ/3.5インチストレージベイになっている
90mm近くの幅があるので、余ったケーブルの収納スペースとしても、活用できる

 また、ケーブルを裏に回せるスリットがあるため、背面コネクタ設計ではないマザーボードと組み合わせても、綺麗にケーブルを取りまわせて、裏配線が行なえる。右サイドパネルはメッシュ仕様のため、高い通気性を実現している。

従来マザーボードを組み合わせた際も、綺麗にケーブルを取り回せる
右サイドパネルは、メッシュ仕様で高いエアフローを実現する
パネル裏面にはダストカバーも備わっていて、メンテナンス時には簡単に着脱できる
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