パーツによって特徴のあるCPUクーラーの取り付けも安心!
CPUやSSD、メモリーの取り付けは、動画とスタッフの説明を受け、スムーズに行なえていた。やや参加者が苦戦していたのはCPUクーラー。2組はCPUがRyzen 7 7700で、付属している「Wraith Prism」を使用。
Wraith Prismは、AMDチップセットマザーボードに最初から取り付けられているファン用の2つのブラケットにクリップを引っ掛けて、レバーを下ろして固定する。
CPUのヒートスプレッダーとグリスを挟んで銅製ベースプレートが、しっかり隙間なく密着するため、レバーは割と硬めになっている。そのため、初めて作業する人だと、力任せにレバーを下ろしたら壊れるのでは?と不安になる。
しかし、専門スタッフの人が力を入れて大丈夫と教えてくれるので、作業に間違いはないと自信を持って進められる。「自作パソコン組み立てイベント」には、そういった安心感もある。

また、Wraith Prismには3ピンと、4ピンとLEDを光らせるために2つ接続ケーブルが付属しているが、3ピンはWraith Prism専用のソフトウェアでライティングを制御する場合、4ピンはマザーボードメーカーのソフトウェアでライティングを同期する場合に使用する。
PC自作が初めてだと、つい両方挿してしまいそうになるが、どちらか使用したいソフトウェアに合わせて1本のみ取り付ければ良い。初見では判断しにくい仕様も現場で即教えてもらい、間違えずに組立られる点もうれしいところだ。

さらに、他2組のCPUクーラーは、Cooler Masterの「Hyper 212 Spectrum V3」と、こちらも動画とは異なるクーラーとなっていた。サードパーティ―製のCPUクーラーは、リファレンスよりは少し複雑だ。
インテルとAMD、両方に対応する製品は、ブラケットも分かれているため、過信せずに説明書を読んで作業する必要がある。しかしながら、「自作パソコン組み立てイベント」では、スタッフが説明書を一緒に確認しながら、取り付け方を教えてくれるので間違えることなく作業できる。



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