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ラピッドトリガーが便利すぎ!エレコムの75%ゲーミングキーボード「VK720AL」が相棒にふさわしいワケ

ゲーマーに刺さりやすいコンパクトなサイズ感

 VK720ALのポイントは、コンパクトなサイズ感だ。一般的なフルサイズキーボードのキー数は約109個とされているが、本モデルのキー数は85~86個。25%分のキー(テンキーなど)を減らしたことで、本体の横幅がフルサイズキーボードよりも狭くなっている。

 VK720ALのような「テンキーレスキーボード」は、デスクのスペースを余分に確保できる、持ち運びがし易い、マウスの可動範囲が広がるといったメリットがある。

 特にエイム操作でマウスを幅広く振りたい場合は、コンパクトなテンキーレスキーボードが最適と言える。仕事でテンキーを使う場合はフルサイズキーボード、ゲームメインで使う場合はテンキーレスキーボードと使い分けるのもアリだ。

VK720ALは日本語配列のテンキーレスキーボードを採用。テンキーは省略されているが、ファンクションキーがあるため「75%」というわけだ(フルサイズキーボードを100%とした場合)

快適なキータッチを実現したロープロファイル

 次のポイントは、キースイッチが低いロープロファイルを採用していることだ。ロープロファイルはいわば薄型のことで、キースイッチだけでなく、キー入力の判定を決めるアクチュエーションポイントも低く設定されているのが特徴。

 筆者は、VK720ALのようなロープロファイルに触れるのは初である。実際に本モデルを試用してみて、普段使うメカニカルキーボードよりも手首の負担が軽くなった印象だ。手首の負担が軽いと感じられた要因は、ずばり薄型だ。

薄型かつフラットなロープロファイルを採用している

 通常のキーボード(パンダグラフ式を除く)は、キートップから底面までの高さを含めると厚みがあるものが多い。この手のキーボードを操作するときは手首を少し上に反らせる必要があるのだが、その状態を長く続けると負担になることも。だから、アームレストがほしくなってしまうわけで……。

 一方、ロープロファイルのVK720ALは薄いため、長時間タイピングをしても手首の負担はあまり感じられなかった。「アームレスト要らずではないか!」と、少しだけ感動したものだ。初のロープロファイルなので最初はキーの距離感を掴めずに誤入力を連発してしまったが、慣れてくると打ち易さが勝るようになっていた。

 個人的に高評価なのは、滑らかで静かな打鍵感だ。VK720ALは赤軸よりも初動がやや軽く、キースイッチのぐらつきも少ない磁気スイッチを採用している。さらにシリコン吸音パッド2枚とスポンジ吸音シート1枚を搭載しているためか、打鍵音もとても静かだ。

滑らかで静かな打鍵感の秘訣は、ロープロファイル磁気式スイッチ

 滑らかで静か、そしてしっかりとした打鍵感が筆者の心に強く刺さった。そのうえ、タイピングをすればするほど打鍵感の虜になっていく感覚も忘れられない。ゲームだけでなく仕事用の1台として本モデルを愛用できそうだと感じられた。

最短0.1mmでキー入力のオンオフを操作できる機能がすげぇ!

 一般的なキーボードの多くは、キー入力がオンになるアクチュエーションポイントと、キー入力がオフになるリセットポイントの位置が固定されている。入力したキーが一定の位置に達したら、アクチュエーションポイント、もしくはリセットポイントが作動する。キーボードのアクチュエーションポイントの長さにもよるが、”ある程度”押したり離したりするとキー入力のオンオフが切り替わるといったイメージだ。

 しかし、VK720ALは0.1mm単位でアクチュエーションポイントとリセットポイントが追従する、いわば「ラピッドトリガー」の機能を採用。キーを浅く押しても深く押しても2つのポイントが同時に追従する仕組みで、キー押し込んだ”瞬間”と押し上げた”瞬間”にオンオフが切り替わるようになっている。つまり、一般的なキーボードよりもキーの入力判定が早くなっているというわけだ。

0.1mm単位でキー入力のオンオフの高さを調節できる

 試しに、VK720ALを使って『VALORANT』を遊んでみることに。本作はストッピング(キャラクターの移動をピタッと止める行為)を行うタイミングが重要になるが、本モデルのラピッドトリガーにはとにかく驚いた。

 なぜなら、移動キー(WASD)のトップに軽く触れるだけで移動ができ、軽く離すだけでストッピングができたからだ。”軽く”の程度で操作を実行できるため、「おっ?!」と感心したものだ。勝利ができるかどうかはユーザーの腕次第だが、少しでもアドバンテージを手にしたいのであれば、本モデルを選んでも良いかもしれない。

 ちなみに、エレコムの専用ツール「EG Tool」を使えばキーの入力感度や「2ndアクション機能」が設定できる。2ndアクション機能について軽く例をあげると、浅く押すと移動、深く押すとダッシュが可能になるといった具合だ。さらに3キーまでの同時押しの登録もできるので、遊ぶゲームに応じて自分好みのプロファイルを設定しておくといいだろう。

1つのキーに複数のアクションを割り当てられる
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