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設定次第で4Kでも60fps超え!サイコムの『モンスターハンターワイルズ』動作確認済PC「G-Master Spear Mini B850A MHWS」はコンパクトでオシャレな1台

写真や動画編集でも優秀なクリエイティブ性能を発揮

 『モンハンワイルズ』のゲーミングパフォーマンスを試すまえに、まず定番ベンチマークソフトを使って、基本のパフォーマンスを確認だ。まずはCGレンダリングでCPU性能を計測する定番の「CINEBENCH 2024」のスコアからみていこう。

「CINEBENCH 2024」の計測結果

 スコアはマルチコアが1117ptsと、1000ptsを超えている。空冷CPUクーラーだが、Ryzen 7 9700Xの性能を最大限引き出せており、高スコアと言える。クリエイティブ系に強いインテルと比べると、Core Ultra 5 245や、Core i5-14600に迫るスコアだ。

 次は「Adobe Photoshop」および「Adobe Lightroom Classic」で実際に処理を行って、両アプリのパフォーマンスを確認できる「UL Procyon」の「Photo Editing Benchmark」を試そう。

UL Procyon:Photo Editing Benchmarkの結果

 「CINEBENCH 2024」と同じく、性能を引き出せており、スコアは非常に優秀な9000台となっている。

 UL Procyon:Photo Editing Benchmarkでの、Adobe Photoshopテストのスコアは、Ryzen 9000シリーズから大きく伸びるようになっている。そのため、前世代最上位となる16コア/32スレッドCPUのRyzen 9 7950Xのスコアに迫っていて、写真の管理から編集、RAW現像、AI背景処理などの作業をスムーズに行える。

 続いては「Adobe Premiere Pro」で、実際に4種類の動画をエンコードして、処理時間からスコアを出すUL Procyonの「Video Editing Benchmark」を実行した。

Radeon RX 7800 XT 16GBを使って、動画をエンコードするように、エンコードデバイスは、GPUを指定している。
UL Procyon:Video Editing Benchmark

 Radeon RX 7900 XTといったハイエンドGPUで5万台中ばんのスコアなので、Radeon RX 7800 XTで4万3000ポイントというスコアは、十分優秀だ。

 エンコードの処理に要した時間も、1920×1080ドットのフルHDで20秒台、3840×2160ドットの4K解像度で50~60秒と、高速と言える結果を出している。

WQHD対応ベンチでは130fps以上!

 今度はゲーミングパフォーマンスを測る鉄板ベンチマークソフト「3DMark」と、実ゲームのベンチマークの定番となっている『ファイナルファンタジーXIV』の公式ベンチマークソフト「ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー ベンチマーク」で、「G-Master Spear Mini B850A MHWS」が搭載するRadeon RX 7800 XT 16GBの実力を確認していこう。

 3DMarkは、昨今のDirectX 12対応ゲームを想定し、2025年5月にリリースされた新ベンチマークテスト「Steel Nomad」、「Steel Nomad Light」と、レイトレーシングの性能を測れる「Port Royal」を実行した。

 解像度3840×2160ドット(4K)でレンダリングされる「Steel Nomad」は、負荷が高いだけあってスコアが4000台で、テスト中のフレームレートも40fps台と低め。とは言え、前世代のハイエンドGPUのRadeon RX 7900 XTでもスコアは5000台前半なので、準ハイエンドとしては十分なスコアと言える。

 なお、レンダリング解像度を2560×1440ドット(WQHD)に下げて実行すると、テスト中のフレームレートは76.91fpsまで伸びていた。

 「Steel Nomad」の高いグラフィックス処理を省略するとともに、レンダリング解像度も2560×1440ドットに抑えられている軽量版テストプリセットの「Steel Nomad Light」では、スコア、フレームレートを大きく伸ばしている。

 そのため、アップスケーリングやフレーム生成といった、昨今のフレームレート爆上げ技術を使用せずとも、WQHDゲーミングを楽しめるGPU性能を有していると言える。

 3DMarkテストの最後は、レイトレーシング性能を測る「Port Royal」だ。AMD RadeonはRDNA 3世代まで、NVIDIA GeForceと比べるとレイトレーシング処理が苦手だったが、最新のRDNA 4世代であるRadeon RX 9000では、その弱点を解消している。

 しかし、Radeon RX 7800 XTはRDNA 3を搭載しているので、レイトレーシング処理が得意とは言えないが、同じ前世代かつ同クラスの位置づけになるNVIDIA GeForce RTX 4070と、ほぼ並ぶスコアを出している。

 なお、『モンハンワイルズ』はレイトレーシングに対応しているが、効かせるとゲームがまともにプレイできないほど、激重にはならないので問題はない。

FFXIVベンチはWQHDで”非常に快適”指標を獲得

 最後は「ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー ベンチマーク」のスコアをみていこう。

ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー ベンチマークの結果

 解像度2560×1440ドット、グラフィック「最高品質」、ダイナミックレゾリューションは未使用で実行すると、スコアは1万5000ポイントを余裕で超え、「非常に快適」指標を獲得できた。ベンチマーク中のフレームレートも、平均170fps台、最低70fps台と、ゲームの世界に没入できるスムーズな描画でプレイできる。

 4Kだとスコアはガクッと落ち、平均フレームレートでも60fpsがギリギリだった。『ファイナルファンタジーXIV』は、アップスケーリング技術への対応が途上だが、AMD FSRとNVIDIA DLSSに対応しているので、4Kではアップスケーリングの併用が必要だろう。

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