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デル、Core Ultra 9&GeForce RTX 5090搭載で73万円の超高性能ゲーミングノート「Alienware 18 Area-51」などを発表

文●ハッチ

 デル・テクノロジーズは、2025年3月13日に「エグゼクティブライブセッションおよび新製品発表会」を実施し、約3年ぶりにゲーミングノートパソコンを発表した。

左から松原 大氏、澤井 理紀氏、Angela Richter氏、江上 千沙氏

 本発表会では、冒頭にDell Technologies CSB Online Executiveセールス担当バイスプレジデント Angela Richter氏が登壇し、日本における個人/中小企業向けビジネスのアップデートを紹介。

 その後、デル・テクノロジーズ株式会社 ジャパンコンシューマー&リテール アソートメントプランナー兼コンサルタントの松原 大氏が、Alienwareゲーミングノートパソコン、デル デスクトップ、エコシステムの新製品を紹介。

 エヌビディア合同会社 シニア テクニカル マーケティング マネージャーである澤井 理紀氏が、Alienwareゲーミングノートパソコンに採用されたNVIDIA GeForce RTX50 シリーズを紹介。

 デル・テクノロジーズ株式会社 APJ ディスプレイアソートメントプランナー兼シニアアドバイザーの江上 千沙氏が、Dell / Alienware モニターの新製品について紹介した。

Core Ultra HX&RTX 50シリーズを備えたパワフルなゲーミングノートPC

 「Alienware 18 Area-51 Gaming Notebook」は、インテル Core Ultra HXプロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 50シリーズを採用した18インチのゲーミングノートPC。

キーボードにテンキーを備える
大型のタッチパッドも光る仕様

 Core Ultra 9 275HX搭載モデルを先行販売し、その後Core Ultra 7 255HX搭載モデルを後日発売する予定としている。CPUがCore Ultra 9 275HXで、32GBメモリー(6400MT/s)、1TB SSD(Gen 4)、GeForce RTX 5090搭載で参考価格が73万円(税込、配送料込)とのこと。発売は4月3日に予定している。

 特許出願中のほとんど視認できないヒンジを実現し、ゼロヒンジを実装し、ゲーム中に気が散らないフローティングディスプレイとなっている。

背面のスペースと、ディスプレイ部にヒンジの固定部があり、連結部が目立たないことで、ディスプレイへの没入感が高くなっている

 ノートパソコンの底面にはGorilla Glassを使用したサーマルバンプがあり、本体の内部が見えるようになっている。同社のエンジニアによって開発された新しいCryo-Chamberが吸気量を大幅に増やし、熱を側面と背面から排出。

底面の背面に近い一部がGorilla Glassになっていて、中が見える仕様

 また、AlienFXファンと従来以上の銅ヒートパイプと大型ファンにより、静音性を損なうことなく、最大280トータルパフォーマンス(TPP)を実現する。

数多くの銅製パイプと、4つのファンで高い冷却性を実現しているようだ

 「Alienware 16 Area-51 Gaming Notebook」は、240W TPPと、同社の16インチモデルとしては、最もパワフルな製品と謳う。発売は4月3日に予定している。

18インチと異なり、キーボードにテンキーはない

 Alienware 18と同じくCore Ultra 9 275HX搭載モデルを先行販売し、その後Core Ultra 7 255HX搭載モデルを後日発売する予定としている。新しいCryo-Chamberも備える。

 Core Ultra 9 275HXと、32GBメモリー(6400MT/s)、1TB SSD(Gen 4)、GeForce RTX 5080を備えたモデルが参考価格65万円(税込、配送料込)。

天板にはAlienwareのロゴのみがある、シンプルなデザイン
ロゴは光りの反射で虹色に輝く
インターフェースは背面に集約されている

 同社はこれらの新しいゲーミングノートPCに対して、以下などの特長を挙げている。

・SO-DIMMスロットを2つ備え、最大64GBをサポート
・Gen 5 SSDをサポート
・堅牢なクロージャーとほぼ見えないヒンジにより、フローティングディスプレイを実現
・AlienFX Lightningによるダイナミックなライティング
・キーボードはCherry MX Ultraロープロファイルキーから選択可能(英字版のみ)
・クワッドスピーカー、Windows Hello、HDR対応4K Webカメラ、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4搭載
・Alienware Command Centerソフトウェアにより、AlienFXライティングの作成と編集、パフォーマンスモードの選択と監視、ゲーミングプロファイルの作成などが可能
・標準サポート「12ヵ月 Alienware Care+1年間のアクシデンタルダメージ」、オプションで新サービス「Alienware Elite Cate」を提供

 加えて、同社はゲーミングノートPCの持ち運びに適したバックパックも2製品発表した。本製品は通気性のある3Dメッシュにより、スリーブ内のデバイスを加熱から保護。

左が「Alienware 16 バックパック」、右が「Alienware 18 バックパック」

 成形されたボディと、内部のトップバンパーにて衝撃や落下から保護するとしている。3D反射するAlienwareのロゴは、照明が当たると虹色に輝き、グラデーションオーラのジッパープラーは夜間でも高い視認性を提供するとしている。

 「Alienware 16 バックパック」(AW5625P)は、サイズが475×325×195mmで重量0.76kg、積載容量は21Lで価格は1万340円。

 「Alienware 18 バックパック」(AW7825P)は、サイズが500×360×240mm、重量が1.32kg、積載容量は28Lで価格は1万8700円。どちらも3月25日発売予定。

同社のデスクトップとしては初NPU搭載CPUが選択可能

 さらに同社は第14世代インテル Core Ultraプロセッサーを選択できるデスクトップPC「Dell Slim」「Dell Tower」という2製品を発表した。

Dell Tower
Dell Slim
最も安価なモデルはCPUにCore i3-14100を搭載し、6万9900円とコスパに優れる

高解像度&高リフレッシュレートのディスプレイが多数登場

  そのうえ、AlienwareブランドのQD-OLEDディスプレイを合計5製品、34インチのウルトラワイドディスプレイなども発表した。同社はAlienwareが30周年を迎えるにあたり、2025年1月のCESにて「AW30」というデザインコンセプトを発表。

 今回発表されたディスプレイは、宇宙現象、オーロラなどからインスピレーションを受け、ミステリアスさやパフォーマンス、機能性を融合させた、デザイン哲学に基づいたデザインを採用している。

Alienware 27 4K QD-OLED ゲーミングモニター(AW2725Q)
販売開始日:2025年3月18日予定
販売価格:13万9800円

166PPIと高密度なディスプレイ
スタンドの支柱や土台も角が丸みを帯びた独特なデザイン
ケーブルは支柱を通す形で、まとめる仕組み

Alienware 34 240Hz QD-OLED ゲーミングモニター(AW3425DW)
販売開始日:2025年4月15日
販売価格:12万9800円

 34インチのウルトラワイドディスプレイで、3440×1440ドットの解像度と、240Hzの高リフレッシュレートに対応。HDMI 2.1 FRL接続も可能で、AMD FreeSync Premium ProおよびVESA AdaptiveSyncに加え、G-SYNC Compatible認証も取得する。曲率は1800R。

Alienware 27 280Hz QD-OLED ゲーミングモニター(AW2725D)
販売開始日:2025年初夏予定
販売価格:未定

QHDの解像度と280Hzというリフレッシュレートに対応

Alienware 34 ゲーミングモニター(AW3425DWM)
販売開始日:2025年3月6日予定
販売価格:5万9800円

Alienware 32 ゲーミングモニター(AW3225DM)
販売開始日:2025年3月6日予定
販売価格:4万9800円

Alienware 27 ゲーミングモニター(AW2725DM)
販売開始日:2025年4月24日予定
販売価格:3万9800円

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