文●いちえもん 編集●ハッチ

筆者は探索や謎解き、クライミング、シューティングをミックスさせたゲームが好きなのだが、その面白さを教えてくれたのが『トゥームレイダー』シリーズだ。ゲームにおける大事なことは、ララ・クロフトが教えてくれた。
最近、名作ゲームのリマスター化がトレンドになりつつある。そんな中、思い出深いトゥームレイダーシリーズがリマスター化されたのは、個人的にうれしいと感じている。大好きなゲームが現行機とPCで遊べるのは、朗報と言っても過言ではない。
直近のシリーズ最新作は、2024年2月15日に発売された『トゥームレイダー I-III リマスター』と、2025年2月15日に発売された『トゥームレイダー IV-VI リマスター』の2作品。シリーズ第1作から第6作までをHDリマスター化したもので、前者は1~3作目、後者は4~6作目が収録されている。
本稿では、リマスター版トゥームレイダーシリーズの魅力を掘り下げていきたい。
トゥームレイダーの過去作がリマスター化!
トゥームレイダーは、女性冒険家のララ・クロフトが財宝を求めて世界各地を冒険するアクションアドベンチャーゲーム。約29年の歴史を持つ人気シリーズで、全世界累計6300万本の販売記録をはじめ、ギネス世界記録の認定や実写映画化、アニメ化など輝かしい功績を持っている。
下記のシリーズ第1作~第6作に加え、『トゥームレイダー レジェンズ』『トゥームレイダー アニバーサリー』『トゥームレイダー アンダーワールド』、そしてリブート版のトゥームレイダー3部作が存在する(日本未発売の作品も含む)。






今回取り上げるリマスター版のトゥームレイダーは、オリジナルの要素はそのままに、グラフィックが大幅に刷新されているのが特徴。
一番の魅力は、シリーズファンが満足できるよう、オリジナル版とリマスター版のグラフィックを自在に切り替えられるところだ。懐かしさと新しさの両方を堪能できるのがたまらない。



また、操作性の変化もリマスター版の特徴となっている。オリジナル版は移動と旋回がひとつになった操作、いわばラジコン操作と呼ばれるものだった。リマスター版はデフォルトのラジコン操作(タンク)のほかにも、現代的な操作(モダン)も用意されている。
ラジコン操作が合わなかったら、モダンを選んでみて欲しい。ラジコン操作と比べると快適だが、一部のアクション(バックステップ、サイドジャンプなど)が利用できないのが難点。タンクもモダンも一長一短があるわけだ。

コメント
コメント一覧 (2件)
田中敦子さんのお声が聞けて、とても懐かしく、嬉しかったです。
2021年10月に当時出ていたトゥームレイダーフルセットをSTEAMで4500円弱で購入したが1作目がdosのエミュレーターとセットで動く本物の原作で安定して動かせなかった、悲しい。