文●いちえもん 編集●ハッチ

カプコンは2月15日、同社が手がけたハンティングアクションゲームの最新作『モンスターハンターワイルズ(以下、モンハンワイルズ)』のメディア発表会を開催した。
メディア発表会では、TVCMの制作秘話を語るトークセッションやモンハンワイルズの実機プレイなどが披露された。同作のプロデューサー・辻󠄀本 良三氏、アートディレクター兼エグゼクティブ・ディレクター・藤岡 要氏、ディレクター・徳田 優也氏に加え、ゲストとして俳優の山田 裕貴さんが登壇し、発売が迫るモンハンワイルズの魅力をアピールしていた。
そこで本稿では、メディア発表会の模様をお届けしたい。
モンハン大好き俳優・山田 裕貴さんが登壇!
発表会の序盤に、俳優の山田 裕貴さんがゲストとして登壇。その理由は、山田 裕貴さんがモンハンワイルズのCMキャラクターを務めることになったからだ。前作の『モンスターハンターライズ:サンブレイク』に続き、今回が2度目のCM出演となる。
「もうCM出演はないだろうと思っていましたが、まさか2作連続で出演させてもらえるなんて思ってもいなかったです。僕のモンハン愛が伝わったと思うと感謝しかありません」と、山田 裕貴さんは喜びと感謝を述べていた。

発表会では、山田 裕貴さんが出演しているTVCM「オトモアイルーと一緒な山田裕貴」編と「仲間との狩りが止まらない山田裕貴」編を公開。開発陣を交えたトークセッションで、山田 裕貴さんはCM撮影の舞台裏を語ってくれた。
「仲間との狩りが止まらない山田裕貴」篇には、山田 裕貴さんがソファーからジャンプし、回転しながら着地する場面がある。元々はソファーからジャンプして着地というシンプルなものだったが、本人たっての希望で、双剣クラスの奥義である「集中乱舞【廻天】」を再現したそうだ。
本人によれば「ソファーの上からジャンプ→回転→着地」までの流れがうまく決まらず、20回ほどリテイクしたという。また、「ヒーローボイスで技名を発したり、着地時の腕のポーズを調整したりと、細かいところまでこだわりました」と語る山田 裕貴さん。
CM映像を見た辻本氏は「絵コンテにはないアクションでしたが、クオリティが高くて驚きました」と、山田 裕貴さんのアドリブを大絶賛。会場から笑いが起こるほどに面白いエピソードだった。

TVCMのメイキング映像で、集中乱舞【廻天】の再現に取り組む山田 裕貴さんの姿を確認できる。気になる方は下記の動画をチェックしてみてほしい。
熱量高めの実機プレイ!
トークセッションの次は、モンハンワイルズの実機プレイが行われた。
前半の実機プレイは、山田 裕貴さんがモンハンワイルズのメインモンスター「アルシュベルド」の討伐に挑戦するというもの。アルシュベルドの討伐クエストは、開発陣いわく「特別仕様の高難度クエスト」だそうだ。アルシュベルドの討伐クエストは、2月18日まで開催中の「第2回オープンベータテスト」で体験可能だ。
時間制限がある中、山田 裕貴さんは得意の双剣キャラでアルシュベルドに立ち向かっていく。集中乱舞【廻天】を発動して相手に致命傷を与えるが、惜しくもタイムアップ。モンハンシリーズを長くやりこんでいるだけあって、山田 裕貴さんの立ち回りは実に見事だった。


後半の実機プレイは、製品版に登場するモンスター「ヌ・エグドラ」の討伐クエスト。前半は山田 裕貴さんのソロプレイだったが、後半は3人の開発陣と山田 裕貴さんの共闘プレイだ。
山田 裕貴さんは初見プレイということで不安を漏らしていたが、開発スタッフたちと連携し、時間内でヌ・エグドラの討伐に成功。喜びのあまり、山田 裕貴さんは「よっしゃ!」とガッツポーズを決めていた。モンハンワイルズにドハマりしている様子だった。


最後に、モンハンワイルズのリリース後に追加される無料タイトルアップデートのほか、「31(サーティワン)」とのコラボ商品、東京都庁で開催されるARイベント、「大狩猟展」の情報が続々と発表された。




筆者が取材したメディア発表会の模様は、カプコンの公式YouTubeチャンネルで視聴可能だ。モンハンワイルズの情報が気になるハンターは、以下の動画もチェックしてみてほしい。
「モンスターハンターワイルズ」メディア発表会 ©CAPCOM
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