次に時間の経過も含めた電圧の挙動を確認するため、オシロスコープを使用して動作をチェックしてみた。挙動はアイドル時とOCCTのPowerで負荷を掛けた際の2パターンで確認してみた。






簡易的な環境下での計測のため、いろいろと細かいノイズは乗っているが、大きなスイッチングノイズは起きていない。OCCT実行時も揺れの頻度が気持ち増えたように見えるが、最大・最小電圧に変わりがなく安定している。
PG-1000GとSL-850GWの両方とも同じ傾向で、高負荷時にややSL-850GWではコイル鳴きが聞こえたが、それ以外に大きな違いは見られない。ファンも静かで、いずれも安心して使える製品だと言えそうだ。
余談だが、PG-1000Gは+5Vブーストのオン/オフが切り替えられるので、USB電圧電流チェッカーを使って、機能が有効時と無効時で電圧が変わるかチェックしてみた。Lightning Gaming PortにUSB電圧電流チェッカーを接続して確認している。



+5Vブーストモードをオフにすると若干5Vを下回るが、オンにすると5V以上になっていることが分かる。接続するUSB周辺機器や、その数によってどうなるのかまではテストする時間がなかったが、一定の効果があるようだ。
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