文●ハッチ

One-Netbook社は本日2025年1月9日9時よりキーボードの取り外しができるゲーミングUMPC「OneXPlayer G1」のクラウドファンディングをIndiegogoにて開始した。
3つのCPUのラインアップがある
本キャンペーンでは、搭載するCPUがAMD「Ryzen AI 9 HX 370」(12コア/24スレッド、最大5.1GHz)、AMD「Ryzen 7 8840U」(8コア/16スレッド、最大5.1GHz)、インテル「Core Ultra 7 255H」(16コア/16スレッド、最大5.1GHz)と、3つのバージョンが用意されている。公式が現在公開しているベンチマーク結果では、AMD「Ryzen AI 9 HX 370」はAMD「Ryzen 7 8840U」と比べて、フルHDでのゲーム性能がやや優っていることがわかる。


Indiegogoで用意されているモデルと価格は以下のとおり。

ディスプレーは144Hzに対応
ディスプレーは解像度が2560×1600ドットで、リフレッシュレートが144Hz。輝度が500nits、DCI-P3カバー率97%に対応する。
また、「OneXPlayer G1」の日本国内正規版は、天空グループのテックワンより発売予定で、予約開始時期に関してはメールマガジン会員に先行してお知らせすると発表している。
「OneXPlayer G1」はGPD社のGPD WIN Maxのように上部にジョイスティックや十字キー、XYABボタンを搭載。その下にバーチャルキーボードを表示した大型なタッチパッドを備える。
脱着可能な物理キーボードが付属
そうした面の上に別途キーピッチの広い物理キーのキーボードをドッキングして、一般的なノートPCライクとして快適なキー入力が可能になるユニークな製品だ。

Indiegogoのサイトを見ると、取り付けられるキーボードはマグネットで脱着するようだ。また、取り外すとシームレスにBluetooth接続され、本体と接続していなくてもキー入力が可能なようだ。
同社は15.4インチなど画面が大きいゲーミングノートPCはかさばり、逆にポータブルデバイスだと性能が不十分というユーザーの声があり、そうした声に対処したデバイスとしている。
ノートPCモードとゲーミングハンドヘルドモードをシームレスに切り替え、ビジネスシーンでの優れたパフォーマンスを発揮し、自宅ではゲームに没頭できるような製品にすると謳っている。

メモリーはLPDDR5X-7500を採用し、最大64GBまで搭載可能。ストレージはPCIe 4.0で最大4TBのSSDが搭載可能。ジョイスティックはドリフト現象を抑えるホールセンサーを採用する。
さらに、最大2TBまでのマイクロSDカードに対応した転送速度が最大300MB/秒のTF 4.0スロットも備える。
インターフェースはUSB4、USB 3.2 Type-Aに加え、PCIeの外付け接続に利用するOCuLinkポート、3.5mmオーディオジャックを搭載する。
バッテリー容量は51.97Whrで、指紋認証と顔認証でのログインにも対応。OSはWinodws 11を採用する。重量はわずか900gと1kgを切る軽さを実現している。
それでいて、フレームはアルミニウム合金で作られ、高い耐火性、優れた耐腐食性、優れた強度と剛性を備える。国内販売時期などが気になる人は、テックワンのティザーサイトにてメルマガ登録しておこう。
▼Indiegogoでのクラウドファンディングページ
https://www.indiegogo.com/projects/onexplayer-g1-compact-powerhouse-for-game-work
▼テックワンによるOneXPlyaer G1のティザーサイト
https://www.onexplayer.online/teaser-onexplayer-g1
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