これまで同様に20Kブラックコンデンサーを搭載
電源フェーズは、これまで上位モデルでは16フェーズが多かったが、同社が検証したところ14フェーズ、80Aが最適という結果になったため、今回は14+2+1設計にしているという。
また、これまで同様に優れたメモリ・オーバークロックを可能にする8層PCB、およびCPUの安定かつ優れた性能を保証する独自の低リップル1000μf 20Kブラックコンデンサーで構成している。

LiveMixerシリーズも発売予定
加えて、X870と同様に無線LANは一部を除き最新のWi-Fi 7となり、有線LANは2.5G LANになっている。実況配信者などに人気を博したLiveMixerもATXでは用意されている。


「B850 Livemixer WiFi」には対応ポートの接続経路を分離し、信号の渋滞が起きないようにして遅延をなくすLightningゲーミングポートも搭載する。近年はポーリングレートが4KHz/8KHzのマウスもあるが、同社はどのPCのポートでも速度が出ておらず、Lightningゲーミングポートが唯一その性能を活かせるポートになっているとアピールした。

ビデオカードやSSDが脱着し易い機能も搭載
また、X870E Nova WiFiに搭載されていたスロットタイプではないものの、一部を除き従来よりもラッチが大きくなったグラフィックカードEZリリースにも対応する。

さらに、M.2 SSDの脱着はツールレスになっている。そのうえ、X870搭載製品と同様にM.2の下にもヒートシンクを備えたサンドイッチ構造のヒートシンクも採用している。


また、BIOS Flachbackボタンも搭載する。

「SignalRGB」との互換性を強化
それに加え、同社は「Polychrome SYNC」という独自のLED制御ユーティリティーが用意されているが、新たに無料で使える「SignalRGB」と正式に提携し、ASRockのマザーボードとの互換性を強化していくそうだ。


これによりブランドに関係なく、SignalRGBはシームレスなカスタマイズ、 ゲームに反応するエフェクト、マクロ自動化、およびシステムモニタリングを提供するRGBデバイスを統合。多様なRGBデバイスとの互換性を拡張して、カスタマイズの柔軟性を高めるとしている。
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