手触りが良く操作性は好適
EVOTOPは、Nintendo SwitchにはBluetoothにて無線で接続でき、付属のケーブルで有線接続も可能。PCにはUWBドングルとBluetoothにて無線で接続でき、有線接続もできる。


無線でも遅延をあまり感じず、ケーブルレスで快適に操作できるが、周波数の混線などにより無線接続で操作が怪しい時や、無線設定せずにすぐにデバイスと接続したい時は有線で接続しよう。ケーブルは2mもあるので、テレビに接続したNintendo Switchからでも十分離れてプレイが可能だ。

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また、余談だが対応は謳っていないがiOSデバイスでは利用できなかったが、Androidスマートフォンには接続でき、コントローラー操作に対応する『星の翼』は、ゲームが起動すると同時にコントローラーと認識し、EVOTOPで操作できた。

EVOTOPは前述したようにグリップ部分がワニ皮のようなシボ加工が施されていて、手触り感も良く、しっかりとした硬さもあり高級感を感じる。ボタンやアナログスティックも安価な製品の貧弱さがなく、操作感も良好だ。
接続方法が多彩で多機能なのは魅力だが、価格がネック
「EVOTOP」は任天堂のライセンス製品で、ダイヤルを使ってNintendo SwitchやPCと無線、有線どちらでも簡単に接続できる。さらに、各種設定はタッチパネルで行なえるほか、連射機能のTURBO-Zボタンや、マクロ機能、そのうえBluetoothスピーカーになるなど多機能な、最高峰のゲーミングパッドだ。

その分価格は直販で3万4430円と高価なのがネック。また、充電時間が8時間と長く、それでいて駆動時間が10時間と短め。液晶を内蔵しているなどの理由が考えられるが、Xboxのワイヤレスコントローラ―が2.5時間の充電で40時間駆動なので、それを考えると厳しい評価とならざるを得ない。
また、個人的にはPC用ソフトウェアで本体設定が調整できない点はマイナス。本体の設定操作はタッチなどで直感的に行なえるが、普段ゲーミングマウスなどをPCソフトウェアで設定している人は、PCソフトウェアでちゃちゃっと設定したいと思う人もいるだろう。
そういった弱点を踏まえたうえで、手触りや、接続方法が直感的なダイヤルで、画面タッチ操作に魅力を感じたなら、購入を検討しても良いだろう。
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