やり応えのある戦闘とハクスラも魅力
戦闘については強攻撃、弱攻撃、スキル攻撃がメインだが、「弱攻撃×2→強攻撃」といったコンボ攻撃もある。コンボ技といっても複雑な操作は求められないので心配ご無用だ。
シンプルでわかりやすく、そしてやり応えのあるゲーム性こそ、ベルトスクロールアクションの醍醐味だ。実際にプレイしてみて、簡単な操作で敵を一掃しまくるという達成感が味わえた。ベルトスクロールアクションが好きな人はハマるかもしれない。


ただ、戦闘時のゲームバランスがどうしても気になってしまった。雑魚敵の戦闘が思った以上に長い、かつステージに変化がないため、周回プレイを重ねるとマンネリ感を抱いてしまうのではないかと危惧している。
先ほども述べたように本作はまだアーリーアクセス版、いわば未完成の状態だ。今後のアップデートでステージや敵の追加、ゲームバランスなどが改善されるだろうと予想はしている。改善次第では、何十時間もどっぷり浸れる神ゲームに進化するかもしれない。



また、TowerborneはベルトスクロールアクションRPGだが、「ハクスラ(ハック&スラッシュ)」の側面もある。ステージごとに複数の難易度が設けられていて、難易度が高いほどレア度の高い武器・防具の報酬を獲得しやすくなるといった仕様だ。この仕様はハクスラあるあると言ってもいいだろう。

見た目が同じ武器であっても、付与されている効果はレア度に応じて異なるのがポイントだ。ステータスアップや戦闘時のバフの効果はそれぞれランダムなので、理想の装備を求めてステージを周回することになるだろう。ただ単にクエストを進めるだけでなく、理想の装備を探求する面白さも味わえるのではないかと感じた。


面白いポテンシャルを秘めたアクションRPG
Towerborneはまだ未完成のゲームではあるが、何十時間も遊べるアクションRPGといった印象を受けた。シンプルながらもやり応えのあるベルトスクロールアクションをはじめ、周回プレイがしたくなるハクスラの要素、プレイスタイルの幅広さなど、長く遊べるゲームに仕上がっていると感じられた。
気になるところも少々見受けられるが、改善次第では神ゲーに化ける可能性も十分ありうる。そんなTowerborneが正式リリースの時点でどこまで進化するのか、楽しみで仕方がない。
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