文●いちえもん 編集●ハッチ

『Towerborne』は、「Banner Saga」シリーズで知られるStoicが開発、Xbox Game Studiosがパブリッシングを務めるアクションRPGだ。2024年9月10日よりアーリーアクセス版が配信されている。現在はSteamのみの配信だが、XboxならびにXbox Game Passでも配信予定だ。
本作が配信されてから約3ヶ月が経っているが、Steam版の総合評価は「やや好評」(12月25日時点)だ。ハクスラ要素や戦闘面は高く評価されている一方で、直すべき改善点がいくつかある模様。アーリーアクセスの段階なので、全体のクオリティーに一長一短があるのは致し方ないところだろう。今後のアップデートでブラッシュアップされれば、もしかするとユーザーの評価も変わるのではないかと予想している。
筆者はTowerborneが気になっていたのだが、リリース当初は日本語が実装されていなかったため、しばらくスルーしていた。しかし、12月13日に日本語が実装されたのを機に、「よし、やってみるか!」と本作を購入した次第だ。そこで本稿では、Towerborneのプレイレビューをお届けする。
気軽に遊べるベルトスクロールアクションRPG
まずは、Towerborneのあらすじを簡単に語っておきたい。
人類はかつて「数の都市」に暮らしていたが、突如発生した災厄によって都市は壊滅。災厄から生き延びた人類が行き着いたのが、「ベルフリー」と呼ばれる塔であった。プレイヤーは「エース」と呼ばれる戦士として、ベルフリーを狙うモンスターたちと戦うことになる。人類最後の希望であるベルフリーを守ることが、プレイヤーに課せられた使命だ。



Towerborneは「ベルトスクロールアクション」を採用しており、道中にいる敵を倒しながらゴールに到達できればステージクリアだ。クリアしたら、報酬として武器や防具がもらえる。さまざまなクエストを進めつつ、獲得した装備で主人公キャラクターを強化していくのが基本の動きとなっている。


筆者がTowerborneをプレイした際は、カジュアルなゲーム性に魅力を感じた。操作もRPGの要素もわかりやすいため、誰でも気軽に遊べるところがミソとなっている。本作は「気軽にベルトスクロールアクションを楽しみたい」「気軽にハクスラしてみたい」といったニーズを叶えてくれるゲームと言っていいだろう。
コメント